東京モンブラン

ざっくり飲食備忘録です。

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ビヤンネートル【2019/05】

5月です。

ことしめちゃはやい。

毎年言っているような気もしますが、ことしはさらにはやいような気がする。

なんなんだろうな、こうやってどんどんはやくなっていくのかな、年月の経過が。

僕のなかではビヤネが一か月の周期になっているので、ひとつの指標になっているんですよね。

「もうつぎのビヤネ!?」

とおどろきます。


というわけで5月のビヤネ、なんですが。

最近黒板がなくなって説明つきのイラストになったと前回あたりから言っていたとおもうんですが、今回はそれもなかった。

かなしい、、

来るのがはやかったのかな、もうあるかもしれません。


【キウイ/レモングラス

今月のパフェはキウイとレモングラス!!

キウイ好きなんでこれはうれしい!!


ホワイトチョコレートにシャンティ、キウイですね。

ピスタチオをよく飾りにつかってきますが、こういうひと手間で毎回こころをうたれます。


うえのアイスはキウイのソルベ。

もちろんキウイの果肉入りで、種のかんじがかわいらしい。

キウイの質感と甘酸っぱいあじわいで、あつくなってきた5月にちょうどいいソルベ!!


下にはメレンゲ、シュトロイゼル、ブランマンジェ琥珀色のゼリーの正体はちょっとわからなかったです。

ふたつ目のアイスはレモングラスジェラート

レモングラストムヤムクンなんかにつかわれるハーブで、名前のとおりレモンの香りを持っているのですが、そのほかにも若草のような青い香りもあります。

なので単にレモンをつかうよりもジェラートに複雑なあじわいが出るのかななんておもいます。

ミルク感も濃厚で、しかしなにかひとつのアイテムが突出しているわけでもなく、ひとつのアイスにまとまっています。


今回のパフェは清涼感のあるものが集まっている印象でしたが、食後感は意外につよめでした。ソルベからのジェラートという順番で、ジェラートが濃厚だったからかもしれません。

さて、これでことしのパフェも5つ食べました。6月がおわったら、上半期のパフェまとめを書く予定なので、どうかよろしくお願いいたします!!


ごちそうさまでした!!!


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ビヤンネートル【2019/04】

ほんっとにもうしわけありませんでした!!!!!!

4月のビヤネ記事、4月中にあげなかったこと、ほんと反省してますごめんなさい、、、


なんだがブログの更新モチベが異常に低くなっていまして、ネタがたまっているんですよね。

更新頻度、徐々にあげていけたらとおもいますので、よろしくおねがいします!!!!


定着しつつあるイラストスタイル。黒板がないよう


【タロッコ/ココナッツ】

4月のパフェはタロッコオレンジとココナッツ。

もはや春をもこえて夏のおもむきですねこれは、、


ヨーグルトとココナッツのメレンゲ。さわやかな酸味とココナッツ特有のかおりの相性がいいですね。

ロッコオレンジのソルベ。オレンジ味のアイスが好きではないのですが、ビヤネのソルベおよびジェラートは果実味がはんぱではなく、市販品によくある香料めいた雰囲気がないのでとてもおいしくいただくことができました。

つうか、そのままのせられた

バジル!!

パフェにバジルとは、せめてますよね。まあ、ビヤネならふつうなんでいまさらおどろきではないのですが、いつもこの大胆さがおそろしくなります。


白いのはココナッツライムソルベ。

ココナッツがすきなので、僕としてはこのソルベはナイス!!

ソルベではジェラートだったらもっと濃厚にココナッツを感じることができたのかもしれませんが、ライムとあわせるにあたってソルベのほうが相性がよかったのかもしれませんね。

このふたつの組み合わせも意外でしたが、どちらも南国の食材だし、ありそうでなかなかない発想だとおどろきました。

そこにキャラメルソース。こういう王道のアイテムもつかってくるんですよね、はずしすぎていないところのバランス感覚すきです。


今回のパフェにはジュレではなくジャスミンソース。さわやかなジャスミンのかおりもまとったソースですが、やっぱりここはジュレがほしいとおもうミチムラ。もう食べなれてしまったせいかもしれませんが、、

果物には甘夏、タロッコオレンジの果肉がつかわれ、みずみずしさが最後までたのしめました。



4月のパフェは4月らしからぬパフェでしたが、創意工夫が凝らされていて、ほかにはない複雑なおいしさでした、いつものことながら、仕事のていねいさに脱帽です。

さて、次回は5月。今月やん、、

つぎは食べにいったらその日に書いて、記事あげます。よろしく。


ごちそうさまでした!!!

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ヌメロサンクパリ 焼き菓子/緑ヶ丘

ヌメロサンクパリにてイートインを済ませ、きっちり焼き菓子の購入も怠りません。



前回のイートイン記事はこちらからよろしくおねがいいたします!!

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ではさっそくいきましょう。


【フィナンシェ(ナチュレ)】

サイズがけっこう大きく、迫力あります。フランス人シェフのお店だけあります。


バター香が豊潤な一方で、焦がし感はそれほどつよくない印象です。

さっくり系で、歯切れがいいです。

バターそのものの香りをたのしむタイプのフィナンシェですね。


【パウンドケーキ(フルイ)】

フルーツごろごろの見た目でうっとりしてしまいます。

ドライアップル、干しぶどう、セミドライアプリコットセミドライプルーンが入っているとのこと。

ラム酒がきっちりと効いていて、これは完全に僕の好みのパウンドケーキ!!しっとりと質感も食べやすく、パサつきがありません。

お値段はそれなりにしますが、これだけフルーツが入って味覚的にしあわせになれますから、妥当です。


【ブラウニー】

これもかなりの大きさ。そのかわりに価格もそれなりにしますが、買わずにはいられなかった、、


バターの味わいがつよく感じられます。その点は前述のフィナンシェと共通しており、フランス人はやはりバターへの重きがつよいのでしょう。

そして食べていて感じられる黒糖感。

裏面を見てみると、


マスコバド糖


という記載が。マスコバ、、


調べてみると、フィリピンのネグロス島という場所で生産されているサトウキビからつくられる砂糖とのこと。

精製をしていないため、ミネラルも豊富で風味もゆたかだそうです。


たしかに、ブラウニーに入っていながらチョコレートやナッツに負けない主張があります。そしてそれらを退けたりしないでちゃんと味わいとして調和しています。

砂糖もいろいろありますが、こうした組み合わせで味わいを変化させるのもおもしろいなと、いい勉強になりました。



ケーキに引き続き焼き菓子でしたが、こちらもレベルが高く、食べていて勉強になりました。

とくにマスコバド糖に関してははじめて知ることができましたし、機会があれば自分でも使ってみたいなと!!

こうした発見があるのも食べ歩きのいいところですね。

食べておわり、ではなく、きちんと自分のなかで消化させたいところです。


ごちそうさまでした!!!



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ヌメロサンクパリ/緑が丘

Numéro 5 Paris

2018年7月、緑ヶ丘にできた新星パティスリー。

おとなりは自由が丘。自由が丘といえばスイーツ激戦区ですが、そんなとなりのエリアを選ぶとは、かえって渋いですね。

シェフはフランス人パティシエ、ショコラティエのマチュー・パンソン氏。ピエール・エルメ・パリ・ジャポンにてシェフパティシエを務めた実力派シェフです。

そんな彼がパティスリーをオープンするとあって、当初かなり話題となりましたが、やっとうかがうことが叶いました。


訪問したのは2月です。投稿おくれちゃってごめんなさい、、


というのも、当店は土日祝日しかケーキが食べられないらしい。なかなかタイミングがむずかしいお店が多いこと多いこと。

ほとんどの飲食店は土日に照準を絞っているので、同業者には厳しい営業日数です。


焼き菓子もきっちり。

いくつか買っていきます。


【カフェラテ】

ウォームミルクもくもくでクリーミーです。見た目どおりミルク味が主体です。

それにカップがかわいらしいです!! 透明なカップおうち用にほしいなあ、、


【サンセット】

土台にはバニラのスポンジ。これがかなり硬質であり、食べ応えのあるタイプです。

その上にはカリフォルニア産グレープフルーツ。ピスタチオのクリームもまた固めの仕立てですが、ピスタチオ香が非常につよい!!

上にのったパッションフルーツのギモーヴ(マシュマロ)もおもしろいアクセントです。

重そうですが、グレープフルーツの酸味が鮮烈なのでさっぱりと食べることができました。


【タルト・オウ・カフェ】

シュクレ生地を土台にアーモンドクリーム、コーヒーゼリー、コーヒーガナッシュという構成。

予想されるとおりのビターテイスト、大人味。

上にのせられたシャンティーはウィスキーの香りをまとっていて、コーヒーとの取り合わせもきっちりと考え抜かれています。


そして今回の訪問がバレンタインデー前ということもあって、チョコレートのサービスがありました。


僕が食べたのは柑橘系のチョコレートで、

「けっこう柑橘きますね」

と連れに言うと、

「え、柑橘? はちみつの味がしましたけど、、」

と言われ。

どうやらものによってテイストがちがったみたいです。あとから値段を見たら、1個がけっこうなお値段した、、サービスありがとうございました、、



フランス人シェフのお店とあって、もっと重いお菓子かと思っていましたが、ぜんぜんそんなことはなく、むしろ食べやすいくらいでした。

でもフランス人的感性、マチューシェフの感性も損なうことなく感じられ、日本人には作れない味わいだなとも思いました。


焼き菓子も買ってきましたので、こちらは次の記事でお願いいたします!!


ごちそうさまでした!!!



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ロオジエ/銀座

L’OSIER

2019年版ミシュランガイド東京にて3つ星復帰を果たしたフレンチレストラン。

ミシュラン東京発行初期には『カンテサンス』、『ジョエル・ロブション』と並んでミシュラン3つ星を獲得していましたが、2011年に資生堂ビルの建て替え、2015年版からは2つ星が続いていました。

そんななかでの3つ星復帰とあって、予約殺到が予想されたのですぐに予約をいれて向かうことにしたのです。


専属のドアマンが待ち構えていて、扉をうやうやしく開けてくれます。名前のとおり、ドアマンはドアを開けて閉める、だたそれだけを仕事にしています。

ではだれが案内をしてくれるかというと、すぐに専属のレセプショニストが案内してくれます。

予約の確認をして、上着を脱ぎ、たっかそうなソファに腰をおろして席に案内されるのを待ちます。


テーブルセッティングはシンプルながらいかにも高価な調度品が揃います。

ちなみにロオジエでは音のしないカメラおよびスマホでの写真撮影は許されています。

それもそのはずで、店内は非常に、異常に静かであり、BGMがごくごくわずかに聴こえる程度にかかっているのみ。

そんななかでカメラでカシャカシャやってたら雰囲気ぶち壊し必至。以前は撮影自体がNGでしたが、現在の寛大は配慮に感謝して撮影させていただきました。


左となりには富裕層らしき中国人、右となりにはビジネスを兼ねた会食をする男女。女性がとても美人だった。

両者ともに品がよく、僕らの幼さがことさらに浮き彫りになってきます。


よく見てみると、ショープレートの模様がすべてL’OSIERという文字。

こわいこわいこわい。

強迫観念待ったなし。刷り込み効果である。


最初のフィンガーフードは

お皿のいちばん左からポレンタの生地にアボカドのペースト。

真ん中は黒トリュフにリコッタチーズとなにかの生地(忘れました、、)。

右下は竹炭の生地にフロマージュブランのクリーム、サーモン。

とてもかわいいプレゼンテーションに気持ちがますますあがっていきます。


食べながらメニュー表を見てコースを選択できるのですが、そんなタイミングで、


黒トリュフのかたまり

いかつすぎる、、

季節柄、黒トリュフをたくさん使ったコースが用意されていたので、そのためのプレゼンテーションです。そのコースは選びませんでしたが、

「お写真はいかがですか?」

と言ってもらえたので写真だけ撮らせていただきました。いやあ、びっくりした、まじでこどもの頭くらいのサイズ感だった、、


バターですが、これどうやって絞ってるのかな、、


パンは3つのなかから選べます。バゲットを選択しましたが、これが粉のおいしさ、ちょっとした酸味がありとってもおいしかった。

これにバター塗って食べるんですよ。

うまい、うまい、、、


しかし!!


レストランでパンを食べるのが好きな僕ですが、今回はひかえめにすると心に決めています。

というのも、ロオジエはフリヤンディーズのワゴンが最後にやってきて

お菓子が選び放題


なんですよね。

それを事前に知っているので、パンはおさえめで、、


アミューズ・ブーシュ】

アミューズブロッコリーのブルーテにビーツのアイスクリーム。黒いものは竹炭のさくさくしたやつ。

ブルーテは非常になめらかであり、ビーツのアイスクリームはあくまでビーツの自然な甘味で仕上げてあります。

野菜のやさしいおいしさが詰まった一皿であり、これからはじまるコースのスタートとしてふさわしいお皿でした。


このタイミングで焼きたてのライ麦パンがやってきました。

これもめちゃくちゃうめえ!!


でもやめてくれ、フリヤンディーズがあるんや、、


【北海道産毛ガニと蕪のババロワ】

蟹のほぐし身。これはわかりやすくおいしいですね。臭みもなくおいしさだけあります。

その下には蕪のババロワ。これは蕪の風味と甘味がきれいに引き出されていて、なおかつ口当たりがよいので、より味わいが舌に感じやすいです。

紅芯大根のフイユはほんとうにきれいに色が出ています。

ソースはシードルと甲殻類のだし。酸味がいちばんに感じられる一方で、甲殻類の香ばしさもあとからきっちりと追いかけてくる深みのあるソースです。


「パンはいかがですか?」

「あ、はい」


はい、じゃねえ


【海苔巻きに見立てたハタのヴァプール】

魚はハタ。まわりを帆立のムースで覆って蒸したもの。

手が込んでいる、そしてうまい!!

スープはプティポワ(グリンピース)のブイヨン。下には根セロリ根セロリはうんざりするほど入っていますがおいしいのでいくらでもいける。

根セロリうまいってはじめて思いましたね、、

なんだか余分な味がないというか、必要な要素だけで味が構成されているという印象ですね。考えられないくらいに味わいが清澄です。


【牛肉のブレゼ】

メインは牛ほほ肉のブレゼ。

ソースはカオールワインで。『黒のワイン』と呼ばれるだけあって、ソースの色味も黒に近い仕上がりになっています。

酸味はあまり感じられず、これもまたきれいにきれいに作られたソースです。雑味がまったくない。

牛肉もナイフの必要がないくらいほろほろに煮込まれています。

付け合わせにはオニオンのキャラメリゼ、クミンの効いたニンジンのピューレ、しょうがの効いたにんじんのぶくぶくです。


【プレデセール】

レモングラスのソルベと日向夏のスープ。

お口直しの一品ですが、これはかなりはっきりと柑橘のエッセンスが効いています。



ここからはデセールやで、



と言わんばかりの転調です。


プレデセールなのに、なんかプティフール出てきた、、


ベルガモットのマカロンは鮮やかに色味が出ていてかわいらしいです。

食べるとベルガモットの香りがぶわっと広がってすごくいい。

このへんからもうなにがなんだかよくわからなくなってきました。


バナナのキャラメリゼとショコラはわかりやすい味覚ですが、この手の食べ物の最高峰レベル。


メレンゲとミックスベリー。さっくさくメレンゲにミックスベリーのきりっとした酸味のアクセント。


ブルーベリーとゼリー寄せは、はっきりとブルーベリーの香りと味わい。ブルーベリーって、お菓子にすると味わいがよくわからないことが多いのですが、そんなこと一切なしです。


【苺のヴァリエーション 様々な食感で】

いちごはフレッシュとコンポートの2種類。

赤いアイスはいちご、白いほうはタイムのソルベ。

下にはオレンジフラワーのジュレが配されていたり芸が細かい。そして単純にいちごがおいしく、ごろごろと入っているので満足感すごいぞ、となる。

見た目にも華やかです、これはだれでもテンションあがる!!

エスプレッソ】

ダブルのエスプレッソを注文しましたが、このタイミングではシングルサイズでやってきました。

その理由は後ほど、、



そして、、



きました、きましたよ!!!

フリヤンディーズ!!!!!!!


好きなものを好きなだけシステム。この世の幸福の具現化。


8個もらいました。もっとほしかった、、

なお、足りなかった場合はもういちど来てくれるとのことでしたが、さすがに品がなかったのでやめました。やめたことを後悔してますが、、

右から







【ヌガー】

ナッツたっぷりで食べ応えあり。ほかのキャンディーに共通していることですが、ひとつひとつ包装してあって手間がかかりまくっています。

【生キャラメル(塩)】

これはかなり粘度があり、包装から取り出すのがすこし困難なくらいテクスチャーがゆるめ。ですが口にいれてしまえばそのゆるさがなめらかなくちどけに直結してくれます。


【レーズンサンド】

ラム酒漬け?のレーズンをクッキー生地で挟んだサンド。レーズンのじゅわじゅわのエキスが支配的なお菓子で、これはクリティカルヒットなおいしさ。

【金柑のシロップ煮】

これもフリヤンディーズでぽんぽん出すようなアイテムではないよほんと。あまく煮込まれた金柑ってこんなうまいのかと脱帽。

【ココナッツのマシュマロ】

筒のなかに長い一本のマシュマロが巻かれるようにして入っていて、それをサービスマンの方が好きなサイズにカットしてくれます。

マシュマロってあんまり好きなお菓子ではありませんっが、ココナッツとの取り合わせは合うなと勉強になりました。


【プラリネのチョコレート】

L'

の転写シート、、さすがロオジエ、、

だいたい、これもわざわざレストランがボンボンつくるかなふつう、、

【ナッツ入りのメレンゲ

これも大きな1枚のメレンゲを好きなサイズで取り分けてくれます。

これはメレンゲではなく、

ムラング!!!

ブロンディール以外にもすばらしいムラングを発見できて僕はうれしい。

【アーモンドパウダーのクッキー】

こうした一般的なお菓子にも一切の手抜きなし。シンプルなものがおいしいというのがいちばんありがたいですね。



お菓子も食べたし、すごいなあしかし、と思ってエスプレッソを飲み干した、その瞬間、、


2杯目のエスプレッソ登場。

そうなのです。ロオジエではエスプレッソのダブルはシングルサイズを2回に分けて提供してくれるという神対応

こうすることによって温かい状態で飲めるというわけですね。

それにしてもどれだけこちらを観察してるのか、、スタッフの数がすごいんです、、


お手洗いからもどるとナフキンが折りたたまれていることは星つきレストランでは常ですが、当店ではまるごと新しいものに取り替えてくれます。

最後までほんとうにすばらしいです。





フレンチはしばしば

【敷居が高い】

【お高くとまっている】

と言われがちですが、僕はまったくそんなことは思ってなくて、行ってみると意外なほど気楽にたのしめるし、価格も日本料理や寿司のほうがよっぽど高くて手が出ない。

その思いはいまもかわりありません。

しかしこのレストランに限ってはこの敷居の高さや厳格さが必要であり、それに応えようとする客側の努力さえ必要だと思うのです。

それくらいレストランサイドがすばらしい仕事をしていると思います。

料理、サービス、雰囲気の三拍子が完璧に整った圧倒的な食体験でした。


このレストランは僕にとってかけがえのない存在になると思いました。自分の人生のうちでこんなすばらしいレストランに出会えたことに感謝したいです。

ごちそうさまでした。

ビヤンネートル【2019/03】/代々木上原

3月のビヤネです、おそくなりましたすいません!!!

というでさっそく、


今回もわかりやすく説明されたパフェの図解が!!

しかしそのかわりに、


黒板の消失


あのメニューが書いてあった定番の黒板がなくなっていました。

この日だけだったのか、なんだかかなしい気分になりますね、、


【苺/ハイビスカス】

というわけで、今回のパフェはいちごとハイビスカス。


ハイビスカス!!


なんかときどきハイビスカスをつかった食べ物を見たり聞いたりしますが、あんまり食材としてのイメージがないんですよね。


シャンティーの上にちりばめられている赤くてうすいもの。これはハイビスカスの飴。いろどりがとてもあざやかです。


ハイビスカスのジュレ

これがハイビスカスの味そのものなのかはわかりませんが、ジュレあじわい自体は酸味とあまみのバランスがとれた仕上がりになっています。

ジュレは基本的に底に仕込んでくるのがビヤネパフェなので、今回はすこし変則的ですね。


上のアイスはブランマンジェとピンクペッパーのジェラート

フロマージュブランはくせのすくないチーズで、よくお菓子やデザートに使われてますね。

そしてピンクペッパーですが、これはほんとにピンクペッパーがつがつに効いています。おそろしいくらいにペッパーの香りと刺激が下にやってきますね。

ちょっと使ってアクセントを加える、というニュアンスではなく、完全にピンクペッパー主体です。好みが分かれそうですが、僕は好きな味でした。

一方のやよいひめのソルベはストレートにいちごの味を引き出したアイスで、チーズとペッパーの濃厚のあじわいにさわやかさを付与してくれます。

また、フレッシュのとちおとめもしっかりとパフェにふくまれているので、食べ応えも十分です。杏仁のブランマンジェもおいしかった!!



ビヤネはハーブなどのスパイスを多用しますが、今回はピンクペッパーというわかりやすいスパイスでした。それゆえかなり刺激的で、本来パフェでは感じることのできない風味やあじわいを体験することができました。


さて、つぎは4月。もう4月!!

最近ブログの更新が遅くてもうしわけありません。4月はもうすこしきっちりと更新したいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

ごちそうさまでした!!!


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【 B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-】DVD&CDの感想!!

3月12日。

待ちに待っていたB’zのライブDVD発売のフラゲ日がやってきました!!!!!

記事の投稿は14日になってしまいましたが、、





いやあ、、





尊い



そのひとことに尽きます。



というわけで買ってまいりました。某CDショップで購入しましたが、B'z用の棚がつくられていて、ところどころ隙間ができていて、その人気ぶりがうかがえました、うれしい!!!!


僕が買ったのはDVD3枚組+CDのセット。


裏面はこんな感じ。めちゃかっこよ。


早期購入特典のクリアファイル。前回の【LIVE DINOSAUR】の購入特典もクリアファイルでした。

クリアファイル好きなんで何気にうれしい特典です。


中身はこんな感じ!!

ディスクのデザインかっけええええええええ





では、ここからは内容を紹介していきます!!

TOUR FINAL at AJINOMOTO STADIUM

セットリストは以下のとおり。

01. ultra soul
02. BLOWIN'
03. ミエナイチカラ ~INVISIBLE ONE~
04. 裸足の女神
05. Wonderful Opportunity
06. 光芒
07. 月光
08. 恋心(KOI-GOKORO)
09. OH! GIRL
10. イチブトゼンブ
11. ねがい
12. ALONE
13. LOVE PHANTOM
14. HINOTORI
15. Real Thing Shakes
16. juice
17. BAD COMMUNICATION
18. Pleasure 2018 ~人生の快楽~
19. Brotherhood
20. ギリギリchop
21. RUN


DISC1にはultra soulからALONEまでが収録されており、



こちらのDISC2にはLOVE PHANTOMからRUNまでが収録されています。

すべての楽曲がすばらしく響きましたが、そのなかでもとくによかった曲をピックアップして紹介します!!

ultra soul

B'zでもっとも有名の楽曲!!

やはりB'zといえばこの楽曲なのかーーと思ってしまいますよね。

それにしてもこれを一発目に持ってきてもだいじょうぶなあたり、B'zの楽曲の厚さは異常です。

Wonderful Opportunity

まさか30周年ライブでこれが聴けるなんて!!!

収録されているアルバム『IN THE LIFE』、1991年の発売されたアルバムですが、1991年前といえば、


おれまだ生まれてないやん


そんなときに生まれた楽曲がいま聴いてもすばらしく心を打つんですからすごいですね。ずっと聴き続ける。

光芒

ファン人気曲の筆頭である光芒ですが、長らく演奏されていませんでした。

ファン投票でも上位であり、人気があることをB'z自身が認識していて、今回のファン投票がみごとに反映されてのセトリ入り。

いや、これは生で聴けていちばんよかった楽曲でしたし、DVDで聴いてもいいですね。あのときの感動がよみがえりました。これも一生聴き続ける。

恋心

恋心、何気にライブで聴くのはじめてでして、うまく踊れるか心配だった思い出が笑

今回から丁寧に稲葉さんが振り付けを指南してくださる過程が加わり、ベストライブはB'zに詳しくないひとなんかもたくさん来ることが予想されての配慮なのかなとも思いました。

しかしやはり、会場全体で同じ振り付けをして、手をたたくあの一体感はすごいですね。映像で観ると、5万人全員が、、とあらためて慄きます。

LOVE PHANTOM~HINOTORI

今回の目玉であり、主題のHINOTORI。

LOVE PHANTOMーHINOTORIー LOVE PHANTOMという楽曲構成になっています。

HINOTORIはLOVE PHANTOMの続編的楽曲となっていて、このふたつを合わせて演奏するというのはとても理にかなった演出でした。

また、1995年LOVE PHANTOM初演での演出で有名な、ドラキュラに扮した稲葉さんによるダイブ(飛んでいるのは稲葉さんではなくスタントマンらしいですね)。

それが今回のライブで再現されているというのは古参ファンはもとより、新規ファンもはじめて観ることができてうれしかったのでは!!

Real Thing Shake~ juice

Real Thing Shakeを短く歌ったあとからの juiceという流れ。

juiceの演奏では定番のコール&レスポンスが行われますが、それがNATIVE DANCEと太陽のKomachi Angelという!!!

これは胸アツ演出でしたね、、

会場が一体になる感じも最高です。

BAD COMMUNICATION

B’zといったらこの楽曲は外せないですよね!! 大好きな名曲です。

これだけ名曲オンパレードしてからのバッコミはもう反則ですね、どれだけ盛り上げてくれるんだと、、

Brotherhood

アンコールからの、特設したバックステージでの演奏。

前半はギターのみの演奏で歌い上げています。これがまたすごくすてきで、、

2011年の4月、東日本大震災直後のミュージックステーションで、B'zがBrotherhoodを披露したあのときのことを思い出しました。

会場ぜんぶで

We'll be alright(きっとだいじょうぶ)

の大合唱。

会場を移動しながら稲葉さんが話すWe'll be alrightという言葉へのあつい想い。

いつまでも色褪せない名曲中の名曲です。

RUN

そして最後はやっぱりRUNでしょう。

30周年という節目、そしてまたここから31周年目がはじまる。

ベストライブで聴くと、歌詞の異常な分厚さと説得力でめちゃくちゃ勇気もらえます。


TOUR DOCUMENTARY -Road to 20180921-

DISC3ではドキュメンタリー映像や、ライブツアーでの様子、味の素スタジアムで演奏がなかった楽曲が収められています。

HINOTORIの製作過程


前半はHINOTORIの製作過程を追ったドキュメンタリー。

ふだん僕たちはできあがった楽曲だけを聴いてたのしんでいますが、こうやって製作過程を知ることができるとその楽曲への思い入れもつよくなりますね。

2018年に行われたエキシビションで語られていた内容と似通った部分もあり、それがまたファンとしてはたまりません、、

また、ドキュメンタリーならではのおもしろなやりとりがいくつもあり、そういうのほほんとした部分もたのしめるようになっています。


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こちらにエキシビションで語られたHINOTORIについての情報をまとめてありますので、よろしければ合わせて読んでいただけたらと思います。


ライブツアーの様子

【B'zのLIVE-GYMへようこそ】

のやりとりがライブによって異なっていたりするのもたのしみのひとつです。

場所によってMCがちがっていたり、ちいさな会場ではお客さんとバンドとの距離が近くてうらやましいなあなんて思ったりも笑



そしてなんといっても収録内容ですごいなあ、と思ったのが福岡ヤフオクドームでのライブ。

この日、ライブの初っ端から喉のコンディションが絶不調だった稲葉さん。

その情報はライブが終わるとともに瞬く間に拡散されて、B'zファン全員が心配をしたのではないでしょうか。

僕もその当時は味スタのライブを控えているということもあり、とても心配でした。そしてなにより、ほんとうに無理だけはしてほしくなかったので、ライブ中止もしかたがないなとすら思っていました。


そんなときのライブ映像がきっちり収録されていて、そこで語られる稲葉さんのつよい言葉と覚悟、そして、そんなヴォーカルを支える信頼できるバンドメンバー、スタッフ全員の連携。

ライブってこうやって、すべてがつながってできているんだなと、感動で泣き出しそうになりました。


それにしても、喉の不調でライブが一時中断して、あわやライブが中止されるかもしれない場面を収録するというのはとても勇気がいる行為ですよね。

アーティストはある意味では完璧な状態でステージに立ち、それを売り物にしています。だから弱いところを自ら見せるという行為がいかに大変か、、

しかも30周年という節目のライブDVDにそれを収録してしまうなんて、いかにB'zというアーティストが謙虚であり、聴き手をどれだけ信頼してくれているんだろうと脱帽してしまいました。


収録されている楽曲について

DISC3に収録されている楽曲は

love me, I love youNISSAN STADIUM 20180805)
・もう⼀度キスしたかった(EHIMEKEN BUDOUKAN 20180811)
・Calling(EHIMEKEN BUDOUKAN 20180811)
・OCEAN(EHIMEKEN BUDOUKAN 20180812)
・TIME(AJINOMOTO STADIUM 20180921)
・愛のバクダン(AJINOMOTO STADIUM 20180921)


『ライブ行ったけど、この楽曲がなかった!! あっちのライブではやってたのに、、』

みたいなことはよくあることですが、今回はそんな不満を完全に解消してくれる策が講じられています。

逆に僕は9月21日のライブ参戦だったので、22日公演にWonderful Opportunityが収録されていることがほんとうにうれしかったです。まあ、生で聴きたかったのが本音なんですが、そこまで言ってもしかたないですね笑

またぜひ演奏してほしいです!!

CD

これはHINOTORI単体での収録。

音源化したHINOTORIもまたいいですね。


ライブではLOVE PHANTOMとの合同演奏で、それで完成形のような扱いでしたが、単体で聴いても聴きごたえがあります。

LOVE PHANTOMの続編的楽曲だけあり、歌詞や曲調にも似通った部分があり、僕はとくに


交差点の真ん中で


という歌詞が耳に入ってきたときは


うわあああ


ってなりました。

LOVE PHANTOMにも交差点出てきますからね、こういうわかりやすいやつ好き。専門的なことはわからん。


まとめ

というわけで、いかがでしたでしょうか。

いかがもなにも、感想べらべら書いただけになってしまいましたが、、


とにかくなにが言いたいかというと、今回のライブDVD、


買う価値ありの傑作だということです!!



まだ買っていない方、とくに30周年ライブに行けなかった方におすすめしたいです!!

ベストライブだし、B'z初心者にもとっつきやすい内容になっています。これを機にぜひB'zを聴いてみてください。ひとりでもファンがふえたらうれしいです!!!


それでは今回はこのあたりで。


次回のB’z記事は次回のライブ(当たればね、、)か、ニューアルバムが出たらになりそうです。

書いたらぜひ読んでいただきたいです!!!


ありがとうございました!!!




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ビヤンネートル タルトタタン クレームブリュレ/代々木上原

こんにちは、ミチムラです。

ビヤネです。ビヤネ。さっそく店内からこんにちは。


さて、3月のパフェは、、

と、いきたいところなのですが、今回はパフェではありません。

というのも、彼女がビヤンネートル情報を漁っていると、なんと!!

ビヤンネートルでデセール限定のタルトタタンクレームブリュレをやっているという情報を得たのです。


「どうします??」

という挑戦的な彼女の発言。

僕もばかなので

「行きますよ、当たり前じゃないですか、、」

まんまとビヤネに踊らされている僕です。好きですビヤネ。


タルトタタン

うっわ!!

思っていた以上にデセールやんけ!!!



はっきりとしたサイズのタルトタタンです。

きっちり煮込まれていますが、かたちがはっきりと残っています。

中心部はりんごのみずみずしさを残していて非常にジューシーです。かたちが大きく残り、なおかつこのみずみずしさがプティガト―ではなくデセールである理由なのでしょう。プティガトーにしてしまうとかたちが保てないのでしょうね。

表面には薄いキャラメリゼが施されているなど芸が細かい。

下にはフィユタージュ。このフィユタージュ塩振ってんじゃねえかってくらい塩気がはっきりと感じられる仕上がりになっています。

それが全体のあまさと酸味を引き締めてくれるので、一種料理的=デセールなのでしょうね。塩の効用はまじで偉大。


カルダモンだったかな?のメレンゲ


はちみつのソースにプラリネのジェラート

プラリネのジェラートはパフェで食べていますが、パフェの構成要素としてではなく単一で食べるとよりその濃さを感じられます。

ほろ苦いキャラメル香とナッツの香ばしさが引き出されていて、3月のパフェもたのしみだなあと思わず期待してしまいます。


連れはクレームブリュレ

このクレームブリュレが和栗でつくられていて、ブリュレなのにほくほくとした栗の圧倒的な香りとくちあたりがします。

そしてブリュレのバニラ香と栗がよく合うんですよね。けんかしていないというのがおもしろく、ひとつの味になっています。

盛りつけもきちんとかわいらしく、薔薇の花まであしらってありますかわいい。



というわけで、今回はちょっと番外編というか、パフェ以外の紹介でした。

ビヤンネートルもいろいろなことに挑戦して努力しているんだなと脱帽。パフェにとどまらないその探求心は僕も見習わないといけないなと。


さて、つぎは3月のパフェです!!

またすぐにビヤネ記事ですが、どうかお付き合いください。


ごちそうさまでした!!!


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レピキュリアン ペリゴールなど/吉祥寺

レピキュリアンでの買い物で8000円を費やした年末から早くも1か月半が経過してしまいまして、今年初の訪問になります。

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なんとこの日は月曜日ですが、祝日&バレンタインデー前とあって営業しておりました!!

もちろんいきなり訪問などという行為は当店においては無謀を極めているので、事前に電話をいれて確認しています。


そしてこの日は前述のとおりバレンタインデー前ということでイートインの営業がなく、テーブルの上には陳列前の大量のチョコレートがありました。

イートインができないのは残念ですが、営業しているだけでもありがたいので文句はまったくありません。


【アマンディーヌカシス】

アマンディーヌはダマンド主体のタルトですが、アーモンドスライスにベリーのソースで鮮やかに仕上がっています。これもはじめて見ます。


一般的なアマンディーヌながら当店のダマンドはやはりとてもおいしく、なおかつカシスが入っているというのもポイントがとても高いですね。

ダマンドを使ったお菓子はこっくりとした甘さがおいしさなのですが、それだけだと単調になりがちです。そこにカシスの酸味を加えて味わいに立体感を出しているわけですが、上のベリーのソースも合わさって食後感すっきりです。

これまで食べたダマンド系のお菓子のなかではかなり軽やかな食べ応えでした。


【ペリゴール】

ここ最近はショーケースのアイテムを網羅してしまったのでどうしようかと思っていましたが、なんと見たことないやつありましたテンション爆上がり!!!!!

ペリゴールとはフランスの旧州で、トリュフで有名な土地です。

そうです、このケーキ、トリュフ入りなんです。


チョコレートのムース、そのなかにはブリュレ。

チョコレートムースのくちどけと濃厚さは都内屈指のレベルですね。濃いのにすんなり流れていくはかなさです。

そしてそのなかにあるブリュレ。このなかにトリュフが入っているわけですが、これがもうトリュフ香爆発してる。

ブリュレだけ口に含むとトリュフが鮮烈に香り、ムースと一緒に食べると、チョコレートとトリュフの香りと味わいが相まってえらいことになります。

チョコレートとトリュフの組み合わせは決してめずらしくはありませんが、これはめちゃくちゃ官能的な味覚ですね。アダルトすぎる。

そしてお値段がレピキュリアン訪問史上最高額の650円!!!(たしか)

サイズはもちろんレピサイズであり、すぐになくなってしまうかなしさなのですが、このケーキに関しては完全に適正価格です。文句なしの味覚です。すごい。



今回は2つのみの購入で、アイテム数としてはちょっと満足いきませんでしたが、アイテムそのものはレベルが高くて満足度も高かったです。

とくにペリゴールに関してはこれまで食べてきたケーキのなかでも特につよい感動を覚えました。ぜひみなさんに食べていただきたい!!

とは言っても、レピキュリアンは置いているケーキがその日によってまちまちなので、むずかしいですよね、、

もしも出会った際には購入をおすすめします!!

ごちそうさまでした!!!



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年末レピキュリアン/吉祥寺

3月です。


というわけで、2018年の年末の話をします。


レピキュリアンですね。

12月31日、2018年最後。この日は僕も休みで、最後にパティスリーどこか行っとくかあ、と予定を立てていたのですが、ふとTwitterを目にしていると、



レピキュリアン12月31日営業してるじゃねえええええええかあああああああああ


情報を提供してくださった杉本亜未さまにおいては、アマイタマシイその他書籍が爆売れし、永遠の幸福が訪れることを願います。


というわけで買ってきましたが、病的に買い込みました。8000円くらい。会計でぶっ倒れるかと思った。



すばらしい。



年最後に得たこの上ない幸福な画です。年末営業してくださったレピキュリアンにまじ感謝。


まず焼き込み菓子からいきましょう!!


【ショソン・ポンム】

この子は以前にも食べたので割愛します。

こちらで紹介しましたのでよろしければお願いいたします。

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【ピチヴィエ】

ちいさいガレットデロワのような焼き菓子です。


バター香のつよいパイ生地にしっかりと詰められたダマンド。

リッチなおいしさを持ちながら、重くなりすぎていないのはレピキュリアンのバランス感覚。

シンプルなお菓子ですが、実直においしいというのはなににもかえがたいものです。

年始にはガレットデロワが売られていたそうなので、きっと大勢の方がしあわせになったことでしょう。


【ポンヌフ】

古典菓子をきっちり扱っているのが当店の魅力でもあります。

十字に渡された生地を、セーヌ川にかかる橋に見立ててその名前がついたそうです。


フィユテ生地にシュー生地、パティシエールを混ぜたものがこのお菓子の根幹とされているわけですが、見た目のとおりシュー生地の雰囲気が支配的です。

フランボワーズのコンフィチュールに粉糖で甘酸っぱさ味わいです。

はじめて食べましたが、なるほど古典菓子といった味わいですね。


【コンベルサシオン】

ベースはパイ生地にダマンド。

よくある組み合わせですが、表面にグラスロワイヤル(卵白と砂糖)を塗って、格子状の模様を描いていることが特徴の焼き菓子です。


イル=ド=フランス地方のお菓子みたいですが、これもはじめて食べます。

味わいとしては前述のピチヴィエと似ていますが、グラスロワイヤルのざくざくとした食感がおもしろく、なかには洋梨もはいっているなど、見た目のシンプルさ以上にたのしいです。


【ミルリトン】

これも古典菓子。

生クリーム入りのダマンド生地を詰め込んだタルトレットのことをいうらしく、


パリではアプリコットを入れるアレンジが有名なお菓子みたいです。当店はどうやらパリ仕様らしく、下にアプリコットのクリームが忍ばせてあります。

やっぱりダマンドとアプリコットの組み合わせはまちがいないと言わんばかりのおいしさであり、今回買ってきた焼き菓子のなかでもっともおいしかったです。

というよりも当店はダマンドがほんとうにおいしいです。どうなってんのかわかんない。


新規の焼き菓子はこちら。

ほかの焼き菓子についてはこちらにて!!


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【マドレーヌショコラ】

ちっさくて高いのがレピキュリアン焼き菓子の特徴のひとつでもありますが、みごとにこの子もちいさい。


ふわふわとしていながら歯切れのよい生地。

チョコレートの風味もきっちりとしていますが、チョコチョコしている感じではないですね。



ちいせえ



【マドレーヌ】

ちいせえ


こちらも歯切れがいい生地です。グルテンの発生をできるだけ抑えた手早い仕事がなされているのでしょう。

まあ、フィナンシェでもそうなのですが、ねっちりしているタイプが好きな方もいるので(僕もそのタイプがけっこう好き)、好みがわかれますね。

味わいはベーシック。変わったところのない万人受け仕様です。


さて、ここからは生菓子です。



上:【レピキュリアン】
下:【フレジエ】

何度食べてもこの2つはうめえ!!!


こちらも以前食べていますので説明は割愛でお願いいたします。

リンクに次ぐリンクでもうしわけありませんが、こちらに書いてありますよろしくです。

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【ローズデサーブル

一見当店のスペシャリテのポンムレピキュリアンと瓜二つ、というかまんまそんな見た目なのですが、どうやら中身がちがうらしいのです。


切ってみると真ん中にもマロングラッセにダマンド。

ポンムレピキュリアンはダマンドにパティシエール、りんごのソテーという構成ですが、それをマロンに置き換えているバージョンです。

そしてこれがめちゃくちゃうまい!!!

マロングラッセがこっくりとおいしく、これまでダマンドダマンドダマンドと続いて、最後までダマンドのくせにやっぱりうまいし、組み合わせとしてまちがいないし、焼かれたパートフィロのぱりぱりが、ともすれば単調になりがちなこの組み合わせにアクセントをあたえて、おいしさはさらなる高みへと昇華されていく、、


といった感じ。伝わりませんね食べてください。



年末に食べたアイテムの紹介でしたが、だいぶ遅れてしまいました。

いやあ、書いていると、いろいろ食べてきたなあとしみじみしてしまいました。

去年は完全に

レピキュリアン年

でしたね。

今年もなんとか時間を捻出して訪問できるようにがんばりたいです。

なにより、僕のTwitterのフォロワーさんや会う方々に、僕のレピキュリアン好きが浸透してきているのがうれしい!!


調子乗ってそろそろ

レピキュリスト


を名乗ろうかな。ブロンディストもいることですしね。このポジションほしい、、


というわけで今年もレピキュリアンを追いかけていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!!


ごちそうさまでした!!!



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