年末レピキュリアン/吉祥寺
3月です。
というわけで、2018年の年末の話をします。
レピキュリアンですね。
12月31日、2018年最後。この日は僕も休みで、最後にパティスリーどこか行っとくかあ、と予定を立てていたのですが、ふとTwitterを目にしていると、
レピキュリアンの営業日についてレポートです #アマイタマシイ pic.twitter.com/FIkTnXGNIZ
— 杉本亜未/ブラッディチャイナタウン連載中 (@SugimotoAmiInfo) 2018年12月28日
レピキュリアン12月31日営業してるじゃねえええええええかあああああああああ
情報を提供してくださった杉本亜未さまにおいては、アマイタマシイその他書籍が爆売れし、永遠の幸福が訪れることを願います。
というわけで買ってきましたが、病的に買い込みました。8000円くらい。会計でぶっ倒れるかと思った。
すばらしい。
年最後に得たこの上ない幸福な画です。年末営業してくださったレピキュリアンにまじ感謝。
まず焼き込み菓子からいきましょう!!
【ショソン・ポンム】
この子は以前にも食べたので割愛します。
こちらで紹介しましたのでよろしければお願いいたします。
【ピチヴィエ】
ちいさいガレットデロワのような焼き菓子です。
バター香のつよいパイ生地にしっかりと詰められたダマンド。
リッチなおいしさを持ちながら、重くなりすぎていないのはレピキュリアンのバランス感覚。
シンプルなお菓子ですが、実直においしいというのはなににもかえがたいものです。
年始にはガレットデロワが売られていたそうなので、きっと大勢の方がしあわせになったことでしょう。
【ポンヌフ】
古典菓子をきっちり扱っているのが当店の魅力でもあります。
十字に渡された生地を、セーヌ川にかかる橋に見立ててその名前がついたそうです。
フィユテ生地にシュー生地、パティシエールを混ぜたものがこのお菓子の根幹とされているわけですが、見た目のとおりシュー生地の雰囲気が支配的です。
フランボワーズのコンフィチュールに粉糖で甘酸っぱさ味わいです。
はじめて食べましたが、なるほど古典菓子といった味わいですね。
【コンベルサシオン】
ベースはパイ生地にダマンド。
よくある組み合わせですが、表面にグラスロワイヤル(卵白と砂糖)を塗って、格子状の模様を描いていることが特徴の焼き菓子です。
イル=ド=フランス地方のお菓子みたいですが、これもはじめて食べます。
味わいとしては前述のピチヴィエと似ていますが、グラスロワイヤルのざくざくとした食感がおもしろく、なかには洋梨もはいっているなど、見た目のシンプルさ以上にたのしいです。
【ミルリトン】
これも古典菓子。
生クリーム入りのダマンド生地を詰め込んだタルトレットのことをいうらしく、
パリではアプリコットを入れるアレンジが有名なお菓子みたいです。当店はどうやらパリ仕様らしく、下にアプリコットのクリームが忍ばせてあります。
やっぱりダマンドとアプリコットの組み合わせはまちがいないと言わんばかりのおいしさであり、今回買ってきた焼き菓子のなかでもっともおいしかったです。
というよりも当店はダマンドがほんとうにおいしいです。どうなってんのかわかんない。
新規の焼き菓子はこちら。
ほかの焼き菓子についてはこちらにて!!
www.tokyo-mont-blanc.com
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【マドレーヌショコラ】
ちっさくて高いのがレピキュリアン焼き菓子の特徴のひとつでもありますが、みごとにこの子もちいさい。
ふわふわとしていながら歯切れのよい生地。
チョコレートの風味もきっちりとしていますが、チョコチョコしている感じではないですね。
ちいせえ
【マドレーヌ】
ちいせえ
こちらも歯切れがいい生地です。グルテンの発生をできるだけ抑えた手早い仕事がなされているのでしょう。
まあ、フィナンシェでもそうなのですが、ねっちりしているタイプが好きな方もいるので(僕もそのタイプがけっこう好き)、好みがわかれますね。
味わいはベーシック。変わったところのない万人受け仕様です。
さて、ここからは生菓子です。
上:【レピキュリアン】
下:【フレジエ】
何度食べてもこの2つはうめえ!!!
こちらも以前食べていますので説明は割愛でお願いいたします。
リンクに次ぐリンクでもうしわけありませんが、こちらに書いてありますよろしくです。
【ローズデサーブル】
一見当店のスペシャリテのポンムレピキュリアンと瓜二つ、というかまんまそんな見た目なのですが、どうやら中身がちがうらしいのです。
切ってみると真ん中にもマロングラッセにダマンド。
ポンムレピキュリアンはダマンドにパティシエール、りんごのソテーという構成ですが、それをマロンに置き換えているバージョンです。
そしてこれがめちゃくちゃうまい!!!
マロングラッセがこっくりとおいしく、これまでダマンドダマンドダマンドと続いて、最後までダマンドのくせにやっぱりうまいし、組み合わせとしてまちがいないし、焼かれたパートフィロのぱりぱりが、ともすれば単調になりがちなこの組み合わせにアクセントをあたえて、おいしさはさらなる高みへと昇華されていく、、
といった感じ。伝わりませんね食べてください。
年末に食べたアイテムの紹介でしたが、だいぶ遅れてしまいました。
いやあ、書いていると、いろいろ食べてきたなあとしみじみしてしまいました。
去年は完全に
レピキュリアン年
でしたね。
今年もなんとか時間を捻出して訪問できるようにがんばりたいです。
なにより、僕のTwitterのフォロワーさんや会う方々に、僕のレピキュリアン好きが浸透してきているのがうれしい!!
調子乗ってそろそろ
レピキュリスト
を名乗ろうかな。ブロンディストもいることですしね。このポジションほしい、、
というわけで今年もレピキュリアンを追いかけていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!!
ごちそうさまでした!!!
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