ビヤンネートル【2019/12】
12月のビヤネです。2019年最後のビヤネです。
ビヤンネートル訪問から丸2年が経過し、月一で替わるパフェもこれで24食目となります。あたまおかしい。
【紅まどんな/シトロン】
12月ですが、見栄えとしては夏をおもわせるようなパフェが出てまいりました。
愛媛県の紅まどんな、しまなみレモンをつかったパフェです。
紅まどんなは愛媛県オリジナルの品種らしく、肉質がゼリーのようにやわらかくてみずみずしいです。それをつかったソルベもみかんのよさが前面に押し出ており、不純な要素がありません。
下のしなまなレモンと有機バニラのジェラートが目がさめるような濃厚さ。バニラアイスの風合いがつよいですが、そこにたしかに存在するレモンの風味と酸味です。バニラアイスの濃い部分にさわやかな酸味をくわえてとても食べやすい仕様になっています。
マスカルポーネとラムレーズンがはいっているところはとても冬らしい、かといって全体でちぐはぐな感じもしない、ふしぎな食後感です。
去年の12月に食べたパフェはもっと冬らしい仕様でしたが、同じことをしないで毎年べつのアプローチをするあたりが当店のボキャブラリーの豊富さをおもわせます。シェフはめちゃくちゃたいへんなんだろうけど、、
2019年もおいしいパフェをありがとうございました。お世話になりました。
ごちそうさまでした!!
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ビヤンネートル【2019/11】
11月のビヤネです。
今月は洋梨とローズということで期待値が高め。ローズがすきなんです。
これはたしかカモミールティーです。すいません11月の記事をいまさらになって書くなどという怠慢をはたらいております。
カモミールティーがすきなんですが、こうして書いているといやに意識が高そうにみえてきますね。意識はそれほど高くないです。ただすきなだけです紅茶もくわしくない。
【洋梨/ローズ】
洋梨と薔薇の組み合わせ。僕がビヤンネートルに通うまえにいちど、ルレクチェのパフェがでていたことがあり、それを待っているんですが、今年は洋梨。ルレクチェ、出会えないです。
とはいえ、洋梨のソルベが洋梨そのもののような舌触りと甘味。品のよさが伝わってきます。
対するフロマージュブランのジェラートですが、ローズの香りがはなやかに効いていて、くせのないフロマージュブランとの取り合わせが抜群です。これは勉強になります。
メレンゲにもローズの香りがし、当店はメレンゲのバリエーションがハンパではないなと再認識しました。
シュトロイゼル、ロゼワインのジュレなど、いつもどおりの食べあきない構成となっています。
薔薇。最近ではよく使われるようになりましたが、個性が非常につよいので相方を選ぶのですが、フロマージュブランというのはさすがですね。いい意味で個性のないチーズに薔薇の香りがきちんと組み合わさっていました。
いい勉強になりました、ごちそうさまでした!!
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ビヤンネートル【2019/10】
2020年になってしまいましたが、去年の10月のビヤネのパフェの話です。あとふたつばかり去年のパフェの話があります。反省しています。
【和栗/フィグ】
10月のパフェは和栗といちじく。秋らしい取り合わせです。
和栗のジェラートは愛媛県石畳の無農薬和栗を使用しているようで、風味もあじわいもめちゃくちゃ濃いです。
シュトロイゼルにはアールグレイの風味があり、
いちじくのソルベに使用している日本いちじくは日本古来からある品種らしく、「和栗だから短絡的にいちじく」、というのではなく、いちじくにもきちんとしたこだわりを持つあたりが変態的です。
ジュレにもアールグレイ、ソースはカシス。フランス式のモンブランのやりかた、心地よい酸味が後味をぐっとさわやかにしてくれます。
別添えのダークラムをかけて食べてみると、またべつの表情があらわれてくるのも○。
スパイスを多用する当店ですが、今回はあまりその片鱗がなく、とても食べやすいパフェとなっていました。
組み合わせとしては王道ですが、王道がおいしいというのはとても重要なこと。当店の地力を感じる一品でした。
ごちそうさまでした!!
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ビヤンネートル【2019/09】
ビヤンネートルの9月です。
もうことしのビヤネ訪問ものこすところ4回になりました。今回で23回目?の訪問だったらしいです。
丁寧な図解イラストはなく。あれが見られるのは中旬あたりからなのかな。みんないそがしいとおもうのでしゃあないです。
【レザン/カネーユ】
レザンはぶどうのこと。パン・オ・レザンのレザンです。
カネーユはシナモンのことらしい。はじめて知りました、、
メレンゲはシナモンの風味がばちばちです。
飾りつけの雰囲気が一足はやいハロウィンのように感じられました。
レザンということは特定のぶどうはつかっていないということでしょう。それにしてもの味がはっきりとしたソルベで、みずみずしいのに濃さを感じるという矛盾。
その下にはシナモンのジェラート。シナモンのジェラートなんてはじめて食べましたが、これはシンプルでわかりやすいあじわい。ミルクジェラートにシナモンの香りと味を付与しているというシンプルな構造で、みなさんが想像するあじわいそのものだとおもいます。
シナモン苦手なひとにはぜったいに無理、なかんじ。このかんじがビヤネだわ。ビヤネはまた好みのわかれるパフェを生み出しました。僕はすきです、非常に。
今回のパフェは全体の構成がすくなく、ブランマンジェもなかったんじゃないかな? 食後感はおもっていたよりも軽く、すぐに完食してしまいました。
にしても最近はビヤネもパフェの価格が安定して高くなってきたようにおもわれます。捻出できるようにがんばってお仕事します。
ごちそうさまでした!!
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ビヤンネートル【2019/08】
8月です。
そろそろビヤネでもマンゴー食べたいぞー(いまだビヤネでマンゴーのパフェにあたっていない。これはリクエストである)などとおもっているのですが、今月はプラム。
桃につづいてプラムとはおもっていませんでしたが、プラムはすきなくだものなのでうれしいかぎり。
【プラム/ココナッツジンジャー】
これはめちゃくちゃおいしそうなビジュアルしてますねええええ
まずヌガティーヌからまじうまさであふれてる。ざくざくですわ。
プラムはしゃきっとした食感にほどよい酸味、軸になるあまさもきちんとしており、個体が非常にすぐれています。
このだらりとかかったキャラメルソースがすごくいいですね。ビヤネってこういうわかりやすいソースをストレートにつかうことがすくないのですが、いい意味でパフェらしくていいですよね。
ジェラートとココナッツとジンジャー。ここ最近ジンジャーのフレーバーがなかったビヤネですが、この味だよビヤネは!!って感じでアガります。アイス食べに来てこれが出たらうおってなるこの感じ。
プラムのソルベは前回の白桃のソルベに引きつづいてみずみずしさのなかに果実の濃厚さもあるという矛盾。
ソテーされたプラムにフレッシュの白桃、グロゼイユ(赤すぐり)のソース、レモンのジュレなどでよりさわやかな食後感です。
さりげなく配されたキャラメルのムースもビターさがありながら全体を邪魔しないアクセントになっていました。
夏のもうおわりになり、秋になります。はやいねほんとに、、
秋になれば本格的に食材をおいしくなります。ビヤネでもどんなパフェが出てくるのかたのしみです!!
ごちそうさまでした!!
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ビヤンネートル【2019/07】
7月のビヤネです。
あいかわらずこのイラストめちゃくちゃうまいですよね。わかりやすさがありがたいです。
【白桃/アールグレイ】
シャンティーの上にのせられたこまかいムラングがかわいらしい!! こういう飾りつけすきです。
白桃のソルベ。白桃をそのまま食べているような、かつソルベのさわやかで冷たい食感や質感が桃のみずみずしさをより意識させてくれます。
白桃も熟れてあまさが際立っています。
アールグレイのジェラート。以前にも食べたことがありますが、アールグレイを飲み物として飲むよりもアイスやブリュレとしてつかったほうがより濃厚さが打ち出せることに気づかされました。
飲み物としてこの濃度は濃すぎるし渋くなるとおもうのですが、食べ物としてなら飲み物よりも分量や濃さがより引き出せるのかもしれません。
ほかにもブルーベリー、赤すぐり、カシスラベンダーソースなどのベリーのアクセントもあり、紅茶との組み合わせもばっちりです。
今回のパフェも前回のパフェに引きつづいてスパイス感がなく、あまさや構成の面からいってとても食べやすく万人受けしそうな仕上がりになっていました。あっという間の完食でした。
ごちそうさまでした!!
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ビヤンネートル【2019/06】
6月のビヤンネートルの話です、おそいわ、もう9月になっちまった。
【メロン/新茶】
6月のパフェはメロンと新茶が主題。
メロンはわかりますが、新茶をつかってくるあたりがめずらしいです。抹茶でなく新茶であるところがビヤネらしいです。
でもビヤネの抹茶アイスも食べてみたいですね、、
クレームフロマージュブランはチーズ味がありながらさわやかに仕上がっています。ビヤネは最近フロマージュブラン好きなのかな。
うしろには新茶のムラング。ムラングなんであまいですが、あまさよりも苦みのほうがはっきりとしています。
ソルベは肥後グリーンメロンをつかっていて、市販のメロンアイスの香料感とはちがう、メロンのみずみずしい風味があります。
一方で添えられたメロンはすこし固さを残しておりあまさはいまひとつでした。
定番アイテムのシュトロイゼル、ブランマンジェも新茶で、こちらもきちんと苦みを感じます。手加減なしって感じです。
新茶、メロンにあわせてくるジェラートのフレーバーは杏仁。これは組み合わせうんぬんというよりも個として抜群においしい!!好みはわかれるとおもいますが、杏仁の香りにミルキーなビヤネのジェラートはすばらしい取り合わせです。
コンポートにされたメロンやシロップ漬けのクランベリーもいたるところにはいっていて食べ応えも十分です。
今回のパフェ、いつものようにスパイスを効かせているというわけではないのですが、あまさがかなりひかえてる印象で、パフェというよりはあまめの前菜を食べているようにも感じられました。
新茶や杏仁というアイテムも好みのわかれますよね。
パフェを食べに来てこれが出てくると面食らうひとは多いとおもいました。僕もいまだにびっくりしますからね、、
あいかわらず強気でやりたいことやっているビヤネの姿勢を応援していきたいです。
ごちそうさまでした!!
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Mr.CHEESECAKEを食べる&つくってみる!!!
この世界には2種類の人間が存在している。
Mr.CHEESECAKEを食べたことがあるひとと、
Mr.CHEESECAKEを食べたことがないひとだ。
Mr.CHEESECAKEというチーズケーキがありまして、このチーズケーキがめちゃくちゃにおいしいとTwitterを中心に話題になっています。
そんなチーズケーキは知らないし食べたこともないというひとは、すぐに調べて知ったほうがいいし、はやいとこ買って食べたほうがいいとおもう。人生の幸福度があがる。
とはいえ、僕もMr.CHEESECAKE(以下ミスチ、Mr.Childrenのことではない)を食べたのは最近のことです。
ミスチの存在を知ったのは去年のいつだったかな、忘れてしまったけれど、まあとにかくみんなが口をそろえて、
「これまで食べたチーズケーキでいちばんおいしい!!」
と言っているわけで、それはそれはうらやましいじゃないですか!?
で、いろいろ調べてみると、このチーズケーキ、販売はネットのみで、価格もそれなりにするし、予約は日、月のみという制約があり、それが即日完売の人気ぶりを博しているとあって、ハードルがめちゃくちゃ高い。
しかもこれをつくっているひとが、あのティルプスの元シェフである田村浩二シェフだというからおどろきだった。
ティルプスといえば、ミシュラン3つ星常連のフレンチレストランである『カンテサンス』の跡地にできて、オープン2か月でミシュラン1つ星を獲得し、それからもなにかと話題の絶えないレストランでした。いまは閉店してしまったけれど、ティルプスといえばグルメなひとなら知らないひとはいないお店です。
そんなところでシェフをしていたひとがチーズケーキ一本で商売をするというだけでもうすでにおもしろいじゃないですか!?
気になる要素満載なわけです。
しかしそのハードルの高さから、しばらく買えない日々がつづいていたわけです。
そんな折、
田村さん、料理本出した。
- 作者: 田村浩二
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2019/01/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
肉じゃが。
田村シェフの畑はフレンチのはずなんですが、どうして肉じゃが!??
とおもわれるんですが、この本は単に料理のレシピが載っているだけではなく、料理に関するロジックがきちりと載っていて、塩の使い方だったり、どうしてこのタイミングで焼くのかとか、そんなことが書いてあって、ちょっとした料理の教科書みたいな本なわけで、いろいろな料理が載っているところも魅力。
そしてなんといってもこの本に、
チーズケーキのレシピ載ってんじゃねえええか!!!!
即日購入しました。
そしてつくる。
まじでうまかった。
一応調理学校も製菓学校も出ていて、レストラン、パティスリーにもそれなりに食べ歩きに行くし、おいしいもののことについては多少の知識があるとおもっていますが、まちがいなくこれまで食べたチーズケーキのなかでいちばんおいしかった。
そしてそれが、レシピとはいえ自分でつくったものだからおどろきは余計につよいわけで、このレシピはやばいなあ、と言葉をなくしました。
これは本家も食べるしかないとおもい、
購入しました!!!
本来は箱に入れられたものが送られてくるのですが、月に一度箱なしでの販売をしていて、価格もおさえめなため、こちらを買わせていただきました。
そしてうれしいサインつき!!!
これいくつも発送して、それのすべてにサインしてるわけですから、すごい労力ですよね。こういうところが愛されポイントだとおもいます。
すばらしい!!!
うめえええええ!!!
このチーズケーキの特徴は濃厚でありながらさっぱりしているところです。
サワークリーム、ヨーグルトの酸味、バニラとトンカ豆の香りなどが、チーズケーキ全体の立体感を高めてあじわいの深さをあたえているとおもうのですが、くちどけが非常にいいので、要素が多くても決して重くなく、すんなり食べられてしまう。
チーズケーキって一般的には重めのケーキだし、わかりやすい単純なケーキです。
それをばらばらに分解して、再構築して、まったくあたらしい、しかもチーズケーキとして文句なしに成立させたのがこのミスチ。
チーズケーキとしては多要素な部類ですが、食べたときに感じられるものは決してわかりにくいものではなく、食べ手に複雑性を感じさせない、いやみのないところもすごいです。
そしてあらためて、自らつくりました。
いちど本家を食べてみて、あらためてつくってみると、レシピの再現性の高さにもびっくりさせられます。
こんなすばらしいレシピを公開してしまっていいのか心配になるレベルです。また近々つくりたいとおもいます。
『人生最高のチーズケーキ』と銘打たれたMr.CHEESECAKEですが、まさしく僕のなかで人生最高のチーズケーキになりました。
レシピ読んでつくり、実際に買って食べて、あらためてつくるって、そこまでさせるケーキってなかなかないですからね、ふつうは。これこそまさに食体験だとおもいます。
ホームページ貼っておきますので、ぜひ購入してみてください、めちゃくちゃおすすめです!!!
最近では『トーキョーチーズケーキ』というあらたなステージを目指しているようで、東京の名前を背負うにふさわしい、世界に誇れるクオリティーのチーズケーキであると、僕は確信しています。
田村シェフのTwitterもためになることが多いので、ぜひチェックしてみてください。第一線でやっているひとの発言がタイムラインに流れてくるなんて、いい時代ですよねまじで。
というわけで、Mr.CHEESECAKEと田村シェフの今後に期待大です!!!
ごちそうさまでした!!!
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レピキュリアン ヌガー キャラメルなど/吉祥寺
訪問してから記事にするまでにだいぶ時差がうまれてしまいました、ひさしぶりのレピキュリアン記事です。
そういえば、2、3か月まえくらいかな??
レピキュリアンがテレビで紹介されたのですが、僕のブログのアクセス数が1時間で5000くらい伸びるというできごとがあり、少々引きました。
しかし肝心の放送は見られず、レピ信者としては痛恨の極みです、、
でも放送を観て、レピキュリアンに興味を持っていただいた方が僕のブログを読んで、実際にお店にうかがうようなことがあれば、それはとてもうれしいです!!!
もっとアクセス伸びてください!!!
そのまえにもっと更新しないとなんですけど、、
というわけで今回はこんなかんじのラインナップでいきます!!
まずはパンです。
【ギャレットブレッサンヌ】
ブリオッシュ生地のクレームドゥーブルをのせて焼きあげた菓子パン。
ブリオッシュ生地がふわふわしっとりで、そこに油分の豊富な、ちょうどマスカルポーネのフィリングのようなあじわいがプラスされています。
シンプルな仕立てでわかりやすい。そして文句なしにおいしい!!
ほかの商品とくらべても安価ななので、うかがった際には購入をおすすめします。
【スフォリラテッラ】
おもしろいかたちをしています。
ナポリの名物みたいです。食べるのはじめてです。
なかにはリコッタチーズ。まわりの生地はクロワッサンとおなじ生地なのかな。
色合いはあわく、香ばしさよりもチーズの酸味やバター感のほうをつよくかんじます。さくさくともちもちのあいだのような食感です。
あまり見かけないマイナーなお菓子ですが、成型に手間もかかるのでしょう。ちいさなお店がこういうお菓子をつくっているのはとても好感が持てますよね、すばらしいです。ほかのお店のスフォリラテッラも食べてみたくなりました。
さて、ここからは箱の中身をご紹介!!
つうかこの箱めちゃかっこよくないすか!!!
黒一色に、レピキュリアンの文字とロゴのみというシンプルさ。わかりにくいですが、印字は光の加減で真珠貝のようにきらきらとかがやきます。
なかを開けてみると、
ヌガーとキャラメル!!!
買った個数に応じたサイズの箱を選べます。
僕は今回、ヌガーとキャラメル全種類買ってきたので、合計9つでした。なので箱に入りきらず、、ひとつ仲間はずれにしてしまいました。
おみやげに持っていったらよろこばれそう。
ヌガーからいきましょう!!!
【ヌガーショコラ】
【ヌガーキャフェノア】
【ヌガーモンテリマール】
【ヌガーフランボワーズ】
【ヌガーピスターシュ】
種類は5種類、チョコレート、コーヒー、モンテリマール(フランス、ドローム県のコミューン。はちみつとアーモンドのヌガーが有名)、フランボワーズ、フランボワーズ、ピスタチオとなっています。
すべてに共通しているのはナッツ(アーモンド、ヘーゼルナッツ、ピスタチオ)がぎっしりはいっていること。
そしてヌガーといえば、歯につく食感があるとおもうのですが、レピキュリアンのヌガーはくちどけが非常によく、口からすぐにいなくなります。
ねたねたした、あのガムのような感覚がなく、とても軽いです。それぞれのフレーバーの風味もきっちりと効いています。
つづいてはキャラメルです!!
【キャラメル アールグレイ】
【キャラメル アマンド】
【キャラメル ショコラ】
【キャラメル モカ】
種類は4種類は、アールグレイ、アーモンド、チョコレート、モカ。
キャラメルらしさをかんじさせながらフレーバーの個性をだしているところに実力があらわれているとおもいます。
とくにアールグレイは噛んだときの香りのひろがりかたがすばらしく、アマンドなんかはアーモンドスライスが入っていて、キャラメルの単調な食感に変化をあたえていておもしろかったです。
今回はケーキではなく、パンと小菓子のみの購入でしたが、ちいさいながらも充実感があり、細部にまで抜かりがないというレピキュリアンの真骨頂をあらためて意識させられました。
レピキュリアンの記事がたまってきて、そろそろなにか、レピキュリアンまとめみたいな記事を書きたいなとおもっています。需要ありますか??なくてもやるんですけど!!どうかよろしくお願いいたします!!!
ごちそうさまでした!!!「
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B'zの最新アルバム【NEW LOVE】の感想!!
本日、5月29日。
B'zの最新アルバムである
【NEW LOVE】
が発売されました!!
【Amazon.co.jp限定】NEW LOVE (初回生産限定盤) (CD+オリジナルTシャツ) (特典: オリジナルクリアチケットホルダー)
- アーティスト:B'z
- 発売日: 2019/05/29
- メディア: CD
2018年の30周年ライブがおわってすぐに、
来年もアルバム出してライブするよーー
という声明を出していたので、この日をいまかいまかと待ち望んでいたわけです!!
しかし、、
CD発売前に行われたライブチケットの抽選、
がっつり外れてるんですよね。
東京、千葉での公演がなくて、埼玉、神奈川で応募したのですが、がっつり爆死しました。
ぴあの3次がこれからですが、望みはうすい、、
あああああああライブ行かせてよおおおおお
しかしとりあえずCDは手にいれてきましたので、今回はそのレビューをしていきたいです。
好きなアーティストが生きていて、なおも活動を続けていて、新作が聴けるというのはめちゃくちゃ尊いですよ、まじで。
NEW LOVEの内容
【NEW LOVE】
ジャケットかっこいいです!!宇宙!!そしてサイズがでかい!!
というのも、初回限定盤はTシャツがつくんですよね。
「こちらでお間違いありませんか?」
って店員さんに確認をももとめられたとき、
え、LPやん、っておもいました。
取り出してみるとこんなかんじです。
Tシャツはまだあけてない。ライブで着ていくんだ、、
CDの中身。
歌詞カードの黒は宇宙、白は宇宙服をイメージしているのでしょうか?
前作のDinosaurはジャケットからあらゆるデザインまで派手は色使いでしたが、今回はかなりシンプルな仕様ですね。
収録曲についての感想
というわけで、ここからはNEW LOVEに含まれる13曲についての感想をざっくりと書いていきたいとおもいます!!
1.マイニューラブ
一曲目にふさわしいアップテンポな一曲。
愛しすぎちゃったらそれは
もう愛じゃなくなる愛しすぎちゃうのと
幸せはまたちがうこと
このリリックは書けそうでなかなか書けないですよね。
愛とは感情であり、かたちのないものだけれど、それが度をすぎてしまうと、まったくべつのものへと変質してしまう。
僕たちはそのことを感覚として理解しているとおもうのですが、それが書ける、言語化できる感覚がすばらしいとおもうのです。
新しい恋のようなもの見つけに行こうよ
というリリックもいいですよね!!
愛のいたるために必要なものは恋であり、また、恋のようなものでもそれはありえるということなのかなと、僕は感じました。
2.兵、走る
リポビタンDのタイアップソングであり、ラグビー日本代表応援ソング。
30周年ライブのDVDに収録されたドキュメンタリーにこの楽曲のレコーディング当時の映像があり、みんなで、
「エイエイオーオー」
とあわせているときからたのしみにしていましたが、まさかこんなかっこよく仕上げてくるとは!!
YouTubeで1番まで聴けるんですが、2番も相まってとにかくかっこいい!!
勝敗を噛み砕いてツワモノは走る
これは稲葉さん独特のリリックだとおもっていて、ふつうは負けたことを噛み締めて、というように使うとおもうんですが、曲中では勝ちも負けも同じように噛み砕いて次に進んでいく、そんな芯の強さがうかがえました。
というか、エイエイオーという掛け声、ふつうに使ったらめちゃくちゃださいはずなんですよ。それをここまでかっこよくできる松本さんの音作りと、それを支える編曲の技術に脱帽です。
近年のB'zの楽曲を見渡してもトップレベルに仕上がっている楽曲だとおもいます。ライブでめちゃくちゃ盛り上がるやつ。
3.WOLF
フジテレビの月9ドラマ「SUITS/スーツ」の主題曲。B'zで月9といえば「イチブトゼンブ」を思い浮かべるけれど、この楽曲から思い浮かぶのは【RISKY】の「VANPIRE WOMAN」ですね。
狼みたいなシャウトが数回あり、これは古参のファンにはうれしい演出かもしれませんね!!
リリックの内容からして、仕事がめっちゃできて、でも孤独を抱えている男の心情をえがいています。
嫌われることを恐れて
なにかを成せると思うの?吹けば飛ぶような
同情がちらほら
そんなのに振り回されない
強い男、というより、強くあろうとする男の心情ですね。女の尻に敷かれる男の心情や、弱い心をうたう稲葉さんにはめずらしいつくりのリリックな気がします。
4.デウス
スズキ「エスクード」のCMタイアップソング。
聴いた印象は完全にWOLFの続編といったかんじ。というのも
雨は上がり 雲は散って 青の支配
ジリジリと 滲む汗 踊る鼓動スピードを上げていけばもう海岸線
風に溶けよう
というリリックが
速いクルマが好きなのさ
というWOLFのしょっぱなのリリックとリンクするんですよね。曲順からいってもセットで聴くと心地がとてもいいです。
雨あがりで雲が散って、青い空がひろがりはじめたなかを車で走る。スピードをあげると湾岸線に到達して、海が空の青を映して青くかがやく。風に溶けるようにそんな景色のなかをゆく。
ちょうど「Blue Sunshine」の骨格をおおきくしたような雰囲気もある疾走感のある楽曲です。
5.マジェスティック
江崎グリコ ポッキーのCMタイアップソング。
数多くの名曲バラードを生み出してきたB'zですが、またすばらしいバラードを生み出してしまったようです。
特別な語彙やむずかしい言い回しはまったくないのに、シンプルにこころのなかに染み入る言葉がばんばんちりばめられています。なかでも最後の、
はだかの声を奏であおう
正直という語彙を、はだかの声、という語彙に置き換え、なおかつそれがまったくいやみでなく、むしろわかりやすく、よりこころにちかいようにおもわせるというびっくり表現です。
マジェスティック、魔法のスティック、ファンタスティックという押韻もわかりやすいうえにダサくない塩梅で、気持ちがいいです。
何気ない言葉ひとつで明日もかわる
というリリックを、この曲全体が体現しているというおそろしい楽曲です。
6.MR.ARMOUR
B'zお得意の強い女の楽曲。「FUSHIDARA100%」に通ずる雰囲気をかんじますが、こちらのほうがより現代的な印象。あっちはけっこうリリックの刺激がつよいんですよね。パンツを履いたらさっさと帰りなよ、とか。
で、こちらはというと、女は男にあきれているわけですが、まだちゃんと好きで、相手に変わってほしいとおもっている。そのへんがこれまでの傾向とちがうのかなと。
で、
優しさまでを隠して
何を守りたいの
このリリック、すごくないですか?
なんか、現代の人間のありかたを一発で表現されたような気持ちになってすごく落ち込みました、僕は。
7.Da La Da Da
第一印象は完全に「MONSTER」のそれで、メロディーが重い。重いんだけれど、稲葉さんのDa la da da という単独パートがあるせいか重くなりすぎていなくて、頭んなかよくわからなくなる。
リリック内に含まれる、
そんなことよりブラザー
という言葉。
ブラザーとはいわゆるB’zファンの通称なのですが、このブラザーという言葉が僕たちファンを指しているなら、これはけっこう興味深いなあ、なんておもってみたり。
人生はでかくて、深いんだよーって、我々に言ってくれているのかな、がんばります。
8.恋鴉
「恋」と「鴉」という語彙の組み合わせは新鮮ですよね。
内容としては女と別れた男の未練をうたっているのですが、未練のことを、
恋の滓がまだ残っている
辛いくらいに溜まっている
と表現しています。しかし
面倒くさいったらありゃしない
なんて言っているわけです。未練はあるんだけれど、どうやらうじうじするタイプではないらしく、音もかなり重厚なためにいわゆるふつうの失恋ソングとはちがう仕上がりになっています。
9.Rain&Dream
ブルージーな楽曲であり、6分半ちかくもある大作。ゲストプレイヤーにエアロスミスのジョー・ベリーが参加しています。
たわいない夢
今日もひとつだけでいい
かなえてみせましょう
そして何か変わる
なにかを変えるにはちいさなこととひとつひとつこなしていくしかなく、ちいさな決断の積み重ねが大切だと教えてくれる内容。
ちいさなことの積み重ねによって、エアロスミスのいちファンであったふたりは共演を果たしているわけですから、説得力がはんぱではないですよね。
10.俺よカルマを生きろ
誰かのいい人奪いきれずに
痛めつけられた夏の終わり
あっという間に新しい男と
暮らしてると聞いたのはその冬
リリックだけみたらだいぶ切ないのだけれど、曲調も相まってそれほど暗さを感じさせないし、
戻るもんか
という言葉には、戻りたくても戻れない時間の流れに対して、
「戻れるとしても戻ってやるか!!」
と反逆しようとする意志がふくまれているようにおもえる。
11.ゴールデンルーキー
この楽曲にも、何気ないけれど大切な言葉がたくさんある。
思い通りにならないことに
慣れてしまう
そんな暗闇にも
愛情のきっかけは隠れている
思い通りにことが運んでしまうことを危惧することは多いけれど、思い通りにならないことに慣れてしまうという表現はありそうでなかったようにおもうし、はっとさせられた。
愛情のきっかけは隠れているというリリックは、マジェスティックのそれとも共通している。
社会で生きる人間ならどこかしら刺さる内容であり、とくに新社会人に聴いてほしい、気持ちが明るくなれる楽曲です。
12.SICK
好きだから嫌い
ていうか大嫌い
こういう感情はだれでも体験したことあるとおもいます。好きと嫌いは相反している感情のようで、じつはセットであり、同居しているんですよね。
その行き来の病的な状態をSICK=病気と解釈しているのかなと僕はおもいました。この登場人物を恋愛依存だととらえると、
強い薬がないとだめだ
という状態は、まさに恋愛における刺激を意味しているのでしょう。そしてしまいには、
>>こんな世界だけが私の全て<<
と締めくくっています。
まるで薬物のように刺激がほしくなり、どんどん刺激の効能も弱まってより激しくなっていってしまう人間の病的な精神を感じさせます。
13.トワニワカク
永遠に若く永遠に美しくありたい
楽曲のタイトルのとおり、不老不死をテーマにえがかれている。
タイトルから、30周年ライブで披露され、ライブのタイトルにもなった「HINOTORI」の意思を受け継いでいるようにもおもえてくる。
B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI- (BD) (「HINOTORI」CD収録) [Blu-ray]
- 発売日: 2019/03/13
- メディア: Blu-ray
「HINOTORI」は「LOVE PHANTOM」の続編的楽曲であり、名前のとおり不死鳥をイメージし、B'z自身が30周年を迎えてもなお、不死鳥のように舞い上がるようにとつけられた。
31周年目を迎えたB'zが【NEW LOVE】をリリースし、その最後にこの楽曲を添えるところに感慨深さがある。
また、
永遠に若く永遠にキミからモテたい
諦めてしまう選択肢なんかないよ今宵も愛しいキミに会いたい
という言葉が僕たちファンに向けてのメッセージなら、これほどうれしいことはないなあとおもってしまいます。
まとめ
ギターやサウンドについての知識がまるっきりないので、おもにリリック重視の感想になりましたが、聴きながら書いているとおもいもよらない発見があり、より深く楽曲をたのしめるなとおもいました。
また、今回のアルバムの内容は一貫して「個や、個人の独立した感情、自分性」を掘り下げているようにおもわれました。
WOLF→嫌われることを恐れてなにが成せるの?
デウス→誰でももう一度走り出せる
マジェスティック→大好きなことを隠す必要はない 自分は自分だ
MR.ARMOUR→ダサい鎧を脱ぎ捨てて生身でぶつかってよ
Da La Da Da→きらわれちゃったとしてもそれがなに?
ゴールデンルーキー→これからはこの世界を動かすのは君
SICK→こんな世界だけが私の全て
トワニワカク→同情なんか必要ない 私はあきらめない
31周年目を迎え、あらたなスタートとしてリリースされたこのアルバムからは
「僕らは僕らでやってくよ」
というB’zからの想いを受け取ることができたようにおもいます。また、それは僕たちの生活にも通ずることで、
「自分らしく生きていいんだよ」
というメッセージでもあるのでしょう。
つたない感想になってしまいましたが、楽曲を聴くうえですこしでもたのしく聴ける一助に慣れたららうれしいです。
また、この記事を読んで、
B'z聴いてみよ!!
と思ってくれる方がいらっしゃったらとてもうれしいです!!!
僕は24歳ですが、まわりにB'zファンがいなくてさみしいので、よければぜひ声もかけてください。いっしょに盛り上がりましょう!!!
それでは!!!!!
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