ヌメロサンクパリ/緑が丘
Numéro 5 Paris
2018年7月、緑ヶ丘にできた新星パティスリー。
おとなりは自由が丘。自由が丘といえばスイーツ激戦区ですが、そんなとなりのエリアを選ぶとは、かえって渋いですね。
シェフはフランス人パティシエ、ショコラティエのマチュー・パンソン氏。ピエール・エルメ・パリ・ジャポンにてシェフパティシエを務めた実力派シェフです。
そんな彼がパティスリーをオープンするとあって、当初かなり話題となりましたが、やっとうかがうことが叶いました。
訪問したのは2月です。投稿おくれちゃってごめんなさい、、
というのも、当店は土日祝日しかケーキが食べられないらしい。なかなかタイミングがむずかしいお店が多いこと多いこと。
ほとんどの飲食店は土日に照準を絞っているので、同業者には厳しい営業日数です。
焼き菓子もきっちり。
いくつか買っていきます。
【カフェラテ】
ウォームミルクもくもくでクリーミーです。見た目どおりミルク味が主体です。
それにカップがかわいらしいです!! 透明なカップおうち用にほしいなあ、、
【サンセット】
土台にはバニラのスポンジ。これがかなり硬質であり、食べ応えのあるタイプです。
その上にはカリフォルニア産グレープフルーツ。ピスタチオのクリームもまた固めの仕立てですが、ピスタチオ香が非常につよい!!
上にのったパッションフルーツのギモーヴ(マシュマロ)もおもしろいアクセントです。
重そうですが、グレープフルーツの酸味が鮮烈なのでさっぱりと食べることができました。
【タルト・オウ・カフェ】
シュクレ生地を土台にアーモンドクリーム、コーヒーゼリー、コーヒーガナッシュという構成。
予想されるとおりのビターテイスト、大人味。
上にのせられたシャンティーはウィスキーの香りをまとっていて、コーヒーとの取り合わせもきっちりと考え抜かれています。
そして今回の訪問がバレンタインデー前ということもあって、チョコレートのサービスがありました。
僕が食べたのは柑橘系のチョコレートで、
「けっこう柑橘きますね」
と連れに言うと、
「え、柑橘? はちみつの味がしましたけど、、」
と言われ。
どうやらものによってテイストがちがったみたいです。あとから値段を見たら、1個がけっこうなお値段した、、サービスありがとうございました、、
フランス人シェフのお店とあって、もっと重いお菓子かと思っていましたが、ぜんぜんそんなことはなく、むしろ食べやすいくらいでした。
でもフランス人的感性、マチューシェフの感性も損なうことなく感じられ、日本人には作れない味わいだなとも思いました。
焼き菓子も買ってきましたので、こちらは次の記事でお願いいたします!!
ごちそうさまでした!!!
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