レピキュリアン タルト・オ・フリュイルージュなど／吉祥寺

レピキュリアン、イートインからのお持ち帰りは自然な流れです。

包装がきれいなんですよーーーー。わざわざ紙を敷いてリボン掛けまでしてくれるという。こういう手間暇が当店の愛されポイント！！

食べていないものを端っこから。

【エクレール・オ・ショコラ】

レピキュリアンのケーキはサイズがちいさいのですが、エクレールもちいさいことちいさいこと。ふつうサイズのエクレアが頭の中にあるので、ケーキと並べてみるとケーキが大きく見えます。

錯覚です。

当店はエクレールをふたつ置いており、こちらはチョコレート味。

チョコレートの風味もきっちりと引き出されているのはもちろんですが、基となるカスタードのなめらかさや濃厚さが先行してくる印象。チョコレートを入れても負けないクリームの基礎力がえぐい、、

【エクレール・オ・カフェ】

もうひとつのほうはコーヒー味。

チョコレートよりこちらのほうがコーヒー由来の苦みがあるぶん、より食べやすいように感じられました。

サイズはちいさいですが、生地にしっかりとした食感があり、あまさもはっきりとしているので意外に食べ応えがあります。

【タルト・ミルティーユ】

これは前々からTwitter、食べログで見かけて気になっていたやつで、ちょうどテイクアウトして帰ろうと思ったタイミングで出てきたのでラッキーでした！！

バルケット型(ちいさな舟型)にたくさんのブルーベリーを敷き詰めた思わず目を惹く見た目です。

当店のタルト生地ははじめて食べますが、やっぱりうまい、そつがないです。間にあるのはディプロマットかな。よくわかりませんでした。

味わいはもちろんブルーベリーが独占的であり、タルトでありながらさっぱりといけます。タルトのカロリーがあほほど高いことを忘れてしまう。こわい。

【タルト・オ・フリュイルージュ】

これは見た目がかわいすぎる。タルト生地がいちご、フランボワーズ、ブラックベリー、ブルーベリを纏い、まるでお姫さまのようなメルヘンな出で立ちです。

しかしただかわいいだけではない！！

このタルトの創意工夫は内部。タルトはふつうカスタードクリームを敷いてその上に果物、という構成をとりますが、このタルトはそれをベリーのクリーム(僕はたぶんカシスだと思う)に置き替えて、なおかつその上には酸味の効いたサワークリームを添えてくるという技を仕掛けている！！

こうすることでなにが起こるのかというと、いままで食べたどのタルトよりもフレッシュな味覚になり、食後感がまったく重くなくなっているのです。

タルトという食べ物は、生地そのものよりも果物を食べるという意味合いがつよいと僕は思っているので、このやりかたはすごく好きです。青果がより青果として生き生きと活気づいているように思えました。

レピキュリアン沼です。もうずぶずぶです。抜け出せん。どうしよう。

ゆるゆるとレピキュリアンのアイテムを攻めていくつもりではいるのですが、当店はそれを許しません。

まあ、いいだろう。行けるタイミングがあればどんどん行ってやろうというメンタルでいきます！！

ごちそうさまでした！！

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