東京モンブラン

ざっくり飲食備忘録です。

スポンサーリンク


レピキュリアン ペッシェメルバ/吉祥寺


詰んだ。そう思っておりました。

だがしかし、9月にチャンスは訪れた!! 9月だし、ほかのパティスリーはモンブランを置きはじめたことをTwitterで見ていたこともあり、不安に駆られた僕は事前に電話をしました。

すると、

ペッシェメルバはまだやっている

とのこと。



神さまサンキューーー!!!!!!!!



すぐに着替えて友人宅を飛び出します(泊まっていた)。


そろそろ見慣れてきたファザード。

僕はTwitter

『ミチムラはビヤンネートルとレピキュリアンのひと』

と認識されたい。がんばろ。


ダージリン

連れがとった飲み物はダージリン。僕は飲んでいませんが、もちろんおいしいと思います(絶対的信頼に基づく観測)。


【カフェラテ】

僕はカフェラテ。

しかし今回カフェラテを飲んだのは本意ではなく、ほんとうはコレットというものが欲しかったのですが、それに使うリキュールが切れていて出せないとのことだったのでこちらをオーダー。

すこし残念な気持ちでいましたが、なんともかわいらしいハートのスチームミルクにやられました。味はもちろんグッドです。


連れがとったケーキはこのふたつ。


【フレジエ】

本日の連れはレピキュリアン初。というよりもパティスリーにあまり免疫がない友人だったので、フレジエをおすすめしました。

「これはうまい、、」

と言っていただけたので、こちらとしても本望です。おすすめしたお店でよろこんでくれるとこちらもうれしいです!!


【パンナコッタ】

ひとくちいただきましたが、非常にあっさりとした味わい。固すぎず、かといってやわらかすぎもしない質感で、上品にまとめあげている印象。

見た目もかわいらしく、シンプルでありながらもレピキュリアンのお菓子つくりの丁寧さを感じられる上等な一品です。


さあ、僕がとったのはもちろんこいつ!!!


【ペッシェメルバ】

神々しい、神々しいわ、まじで!!!!


まずこのチュイル的なものがうまい。ぱりぱりで、これだけの箱菓子がほしい。


桃は種の抜かれた半身、その上には生クリーム、下にはバニラアイスクリーム。

みずみずしい桃と、上下の乳製品でがっつり攻めていく感じですよね。わっかりやすい味覚です。


フランボワーズのソースががっつりかけられています。

レピキュリアンのケーキは酸味の要素を持つものはきっちり酸味を出しているんですが、このソースはそれほど酸味がつよくないです。そのかわりだいぶ濃厚であり、水分の多い桃という果物に対するアプローチがさすがです。

全体的に突出した部分、尖った部分はありませんが、ペッシェメルバはこういうものですよね。アイス、桃、フランボワーズ。

一見無骨ですが、構成要素がこれだけすくなくて成立するのが古典菓子のつよさ。これはもうエスコフィエ様々だなあ。歴史の流れの中でこれだけかたちを変えないものはやはり偉大です。



今年はもうあきらめていましたが、いやはや、夏のレピキュリアンを感じることができてとてもうれしかったです。

まだまだ食べていないケーキやらなにやらがいろいろありますので、これからもレピキュリアン、追っていきたいと思います!!

ごちそうさまでした!!


【関連記事】

www.tokyo-mont-blanc.com
www.tokyo-mont-blanc.com
www.tokyo-mont-blanc.com

スポンサーリンク