ビヤンネートル【9月】/代々木上原
8月が終わり、まだまだ暑いものの空気が以前より澄んできて
そろそろ秋、来るなあ、
とたそがれているミチムラのビヤネコーナーですよろしくお願いいたします。
9月のパフェ、僕はいちじくと読んでいましたが、がっつり外しました、、
なんでも、いちじくのパフェは最近行われた催事のほうで出したらしい。うーん、催事に行ったひとがうらやましい限りです。
というかビヤネ、最近キッチンまわりを改修工事して生まれ変わりました。カウンター席の向かいの壁が抜かれて、そのスペースでパフェがつくられていました。よりライブ感が増して、きっと作業性上がっているでしょうから、これからの展開にさらに期待です!!
【ピオーネ/ジュニエーブル/フロマージュ】
というわけで今回はピオーネが主題です。9月に入って巨峰などのぶどう系が旬を迎えているわけですが、今回もじつにかわいらしいです!!
※今回、全体的に写真暗めになってしまいました。申し訳ありません!!
まずピオーネの個体がすぐれていると。すげーあまいんですよね。
そこからのピオーネのソルベどかーーーーーん。
あいかわらずの果実味。非常にジューシーで、以前食べたカシスのソルベとはまたちがうベリーの側面を見せています。こちらのほうがよりみずみずしく、9月という残暑の季節にぴったりです。
フロマージュブランはいろんなパティスリーやレストランで使われていますね。フロリレージュのデセールでもフロマージュブラン食べました。
そしてやはりビヤネ、そんな星つきレストランにも劣らないチーズ感を引き出しつつも、べったりと重すぎずにあくまで果物が主役とわかっているバランスのよさです。
そして今回のブランマンジェは緑色。杏仁の香りと味が強かったので、生のピスタチオを使ったブランマンジェだったのかな? こちらもおいしかった。
ジュニエーブルの要素はおそらくここです。
これはジンのシロップらしく、半分くらい食べてから味変してみてとのことでした。
ジュニエーブル=ジュニパーベリー=杜松の実
ジュニパーベリーはまったく日本人にはなじみのない食材ですが、これはおもにジンの香りづけに使われるスパイス。レストランでは使われることがときどきありますが、パティスリーではあまり使われません。こういうところにビヤネがビヤネであるゆえんが出ますね。こわい。
そのままなめてみると、かなりはっきりとしたアルコールを感じましたが、かけてみるとそれほどつよくは感じず、アクセント程度にとどまっています。連れはかけたほうが好みと言っていました。
僕もお菓子はお酒が効いているものが好きなのでこの組み合わせは大好きです。
9月らしいパフェに大満足でした。食べていて、いたるところにぶどうの果肉が入っていて出し惜しみなしって感じでした。
そういえば今回のパフェ、シュトロイゼルがとてもすくなかった。ぶどうとの取り合わせを考えて抜いたのでしょうか??
シュトロイゼルは食感のアクセントに一役買いますが、バターが多量に入っているのでちょっと重くなりがち。それがなかったので、よりさっぱりと食べられた、そんな印象を抱きました。まあ、普段からビヤネのパフェは重くないんですけどね。
さて、次回は10月。本格的に秋に突入することもあって、パフェへの期待が高まります、たのしみです!!
ごちそうさまでした!!
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