東京モンブラン

ざっくり飲食備忘録です。

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トゥルモンド/武蔵小山

Patisserie tout le monde

武蔵小山駅から徒歩で5分ほど行ったさきにあるパティスリー。すぐ近くにはパン屋の『ネモ』もあり。

ネモさんにはまた別日にうかがいたいなあ。おしゃれな雰囲気のパン屋さんでした。

とにかく今回はトゥルモンドです。

当店のシェフは長橋由佳さん。監修は坂口寛志さん。

長橋シェフに関する情報はホームページを調べても出てきませんでしたが、坂口さんはモンサンクレールスーシェフに就任した経歴の持ち主らしく、ジャパンケーキショーの賞歴も多数。


ちょっといろいろ背景が見えにくい感じですが、当店のケーキは以前から高評価であることを知っていたので、とてもたのしみです!!


店内は広くなく、ショーケースもちいさい感じですが、焼き菓子のスペースが多くとられています。

町のお菓子屋さんという雰囲気満載で、町になじんでいる感というか、安心感ありますね。


今回はこちらを!!


【エルキュール】

上にのせられた生チョコがうめえ。これだけを箱で買いたい。

チョコのムース、生チョコ的な生地、サクサク生地。

焦がしたキャラメルの香ばしさが感じられ、カカオもコロンビア産と凝っています。

力強くチョコレートを食べさせることに終始したケーキという印象。うまい!!


トリコローレ】

ピスタチオのバヴァロワにホワイトチョコレートのムース。ラズベリーのコンフィチュールなど。

ホワイトチョコのムースがおいしい!!

ホワイトチョコって舌にべったりくるイメージが強くてあんまり得意ではないのですが、こういうベクトルで加工されていると舌触りもよくてうれしいなあ。

ただ、ホワイトチョコの印象がつよくてピスタチオが影に隠れてしまっているのが僕としてはうーんという感じ。ピスタチオのケーキ、という入り方で買ってしまったせいか。


【和栗のモンブラン

熊本県産和栗を蒸してクリームにしたモンブランで、台座はタルト。

和栗のモンブランってクリームがほっこりとしていることが多い。というか、そういうタイプの栗だし、その方向性を推していくのが当然なんですが、当店のマロンクリームはなめらかなタイプで、なおかつ和栗のおごそかなあまさもあるというバランス感覚のよさ。

僕は和栗を前面に押し出したモンブランが好みではないので、これくらいのバランスがうれしい。まあ、これは好みの問題ですね。


【シュー・ア・ラ・クレーム】

皮のつや!!

それに加えてこの模様はなに。ふつうに絞り袋から絞ってもこうはならんもんなあ、、

カスタードは標準的であり、どちらかといえば軽やか。しかしそれはシュー皮が圧倒的に個性的だからかもしれない。

当店のシュー皮は発酵バター、小麦粉は2種類、米粉などを使っているらしく、もう皮自体がとてもおいしい。

シュークリームってクリームが主役のはずなんですが、当店は解釈がちがうのか皮の存在感がはんぱない。

イメージとしてはフランスパンみたいに、噛めば噛むほど、みたいな感じです。

シュー皮への執念が変態的です。すげえ、、


【自然完熟苺のショートケーキ】

自然完熟苺、というもののすごさが僕の貧弱な味覚ではわからんでした、、

しかし!!

当店のショートケーキ、スポンジがすごい。

くちどけがよく、そのレベルは『エーグルドゥース』に勝るとも劣らないかもしれません。組み立て方は一般的な仕様ですが、シンプルでわかりやすく、町中にあるパティスリーに求められているニーズをしっかり把握していることが感じられました。



当店のケーキはハレの日に食べる、というより、ちょっとしたご褒美に、という感じですね。それだけ親しみやすく、価格もやさしいこともあってもっといろいろ食べてみたいという気にさせてくれます。

近所に一軒ほしいですね、こういうパティスリー。とても好印象です!!

すぐ近くにはネモもあるし、つぎはネモにも行きたいので、合わせて寄りたいですね。

近所のひとがうらやましい!!


ごちそうさまでした!!



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