東京モンブラン

ざっくり飲食備忘録です。

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楽観/立川

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楽観
当店は西麻布で創業を開始し、すぐさま立川に移転。現在では当店のほかに『楽観 NISHIAZABU GOLD』を西麻布に新たにオープンさせ、すぐ近くに『白菜タンメン楽観』をオープン。ラーメン激戦区と呼ばれる立川ですが、ネット検索で『立川 ラーメン』と調べると真っ先に出てくるのが当店。知名度、人気ともに抜群らしく、ラーメンに超絶疎い僕でさえ2年以上前から知っていましたが、どうにもタイミングがなく、今回やっとうかがうことができます。たのしみ!!
……って。画像が思いっきりカプセルホテルじゃねえか、まちがってんぞ、と思っている方。だいじょうぶです、間違っていません。

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もっと寄ってみましょう。

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当店はカプセルホテルの入り口すぐにあり、傍目にはとてもわかりにくい。事前に知っていた僕でさえここでいいのか最初はそわそわしてしまいました。

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店内はこじんまりとしていて、よけいな装飾などもなくシンプルです。それにしても、ラーメンを待つ間もお客さんが出ていき、入ってきを繰り返す。夜にうかがったのでそれほど混雑はしていませんでしたが、緩やかながらもしっかりと回転しています。

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琥珀
めちゃくちゃシンプルな中身。チャーシュー1枚にメンマ、みじん切りにされたたまねぎ。それだけ。来店前から知ってはいましたが、実際に目にしてみるとその呆れるほどの潔さにおどろいてしまう。しかしスープをひとくち飲むと思わずすべてが納得できてしまう。醤油は木桶仕込みらしく、醤油独特の尖った感じはなく丸い印象。ベースのスープは魚介、鰹節や昆布だと思いますが、これがおそろしく洗練されています。ラーメンのスープというよりは、もはや和食の出汁といったほうが表現としては近いかもしれません。みじん切りのたまねぎは八王子ラーメンの系譜らしいですが(僕は八王子ラーメンを食べたことがないのでわからない)、これはなかなかの発想であり、しゃきしゃきとした食感、甘さ、辛さがスープに合うんです。ごちゃごちゃといろんな具材が盛り付けられていたら繊細なスープが死んでしまうだろうことを配慮したバランス感覚がすばらしい。

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麺は細くしなやかです。スープが繊細なため、麺の主張が強すぎなくてバランスがとられています。

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パール
連れがとったラーメンは塩味。高級煮干しとオリーブオイルを使っているらしく、やはりスープは魚介の風味がじんわりと効いています。こちらも塩気がきつくなく、味と素材の出汁が融和しているので食べていて安心します。しかしおたがいにおたがいのどんぶりをひとくちずつ食べて出た結論は、琥珀のほうがうまい、というものでした。ふだんラーメンなら塩味が好きな僕ですが、当店に限っては醤油がおいしく感じました。


近年のラーメンは足し算の食べ物という印象が僕のなかにはあるのですが、当店のラーメンはその逆をいくもので、どれだけの余分をなくし、不純を削ぎ落とすかに注力しているように感じられます。その代わり、使う食材には全力投球して持ち味をしっかりと引き出してやるという意気込みを感じました。あきらかに職人気質な店です。
うちはうちのやりかたを貫くだけ、ほかのことは知らない。
そういう気概を感じます。
また、味がすっきりと食べやすいので、シメに行くには最適です。飲み屋が多い立川にはぴったりです。それにしても、当店をシメに使うなんてとても贅沢な行為だなあと、書いていて思う次第です。おいしかったです、また来ます。ごちそうさまでした!!

スーパースター/自由が丘

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スーパースター
自由が丘駅から程近いビルの2階に入っているカレー屋さん。自由が丘って歩いているとカレー屋とかアジアンテイストのお店が多いような気がしますが気のせいですかね?それにしても当店の名前であるスーパースター、カレー屋としてはだいぶ大胆な名前ですよね。こういうネーミングセンスとても好きです。

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店内はカウンター席とテーブルが3つほど。こじんまりしています。黄色を基調としていてとても明るい雰囲気です。

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窓際に案内されました。窓からパリセヴェイユが見えます。

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メニューは基本的に、オリジナルチキンカレー(辛口)、スラチキカレー(マイルド)、キーマカレー(マイルド)であり、ダブルのせカレーはそのうち2つを選択するシステム。

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裏にはスパイスの説明が。ちょっと読んでみると、
「クミン(原産地)ナイル川上流地方(通称)スパイス界のロバート・デニーロ、どんな作品、料理にもいい香味つけます」
コリアンダー(原産地)地中海沿岸地方(通称)スパイス界の伊達男、香りでも煮込んでもイケメン力発揮します」
など、なかなかオリジナリティーあふれる解説。なるほど、、と一瞬なるけど、しかし結局よくわからない。

そしてこれ。
ターメリック(原産地)インド、インドネシア(通称)スパイス界のトムクルーズ、あまり香味がないのですが、目立ってます
これはトムクルーズへの痛烈なディスなのでは!?でもこれは「なるほど、、」となんだか腑に落ちた。
しかしターメリックはカレーにとって重要な構成要素であり、それなしには成立しない。ハリウッド映画にトムクルーズが必要なのと同じことです。そういうことでいいですかみなさん?

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キーマカレー
キーマカレーってもっととろとろな印象があるのですが、当店のものはルーがゆるい。ひき肉がこれでもかとしっかりと入り、炒めきったたまねぎのあまさと香ばしさがあります。マイルドということもあり、辛さはさほどではありませんが、スパイスがだいぶ効いています。たまに勘違いされている方がいますが、
辛い=スパイシー
という考えは間違いであり、大抵のスパイスは辛くありません。このキーマカレーを食べるとそれがはっきりと理解できる、それくらいにスパイスしっかりカレーです。もはやカレーというよりはアジアン、エスニックの雰囲気です。

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つけ合わせにはヨーグルトとキャベツの浅漬けが出てきます。

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オリジナルカレー
連れがとったカレーです。ひとくちもらいましたが、ちょっと辛すぎる。チキンは大山鶏と使っていてお肉はおいしいし、ルーだってちゃんとおいしいのですが、辛いわ、ひとくちで汗が出てきた。しかし連れはそんな僕の状態をよそにぱくぱくと食べすすめていく。もしかしたらたまたま辛い場所にあたっただけかもしれないなあと、もうひとくち試しにもらいましたが、ああ、やっぱり辛いじゃねえか。キーマにしてよかったわ。僕は人並みに辛いものは食べられますがそれほど好んで食べないので、まあ弱いっちゃ弱いのかもしれません。辛いものが苦手なひとはキーマを推奨します。


当店のカレーはがっちりスパイスが効いていてくせになりそうです。この記事を書きながらまた食べたくなってしまいました。自由が丘はこれからどんどん開拓していく予定なので、またうかがいたいと思います。
それにしてもカレーってたまに食べたくなりますよね。これからはおいしいカレー屋を探すのもおもしろいかもしれない、積極的にチャレンジしていこうと思います。どこかおすすめのカレー屋さんがあったら、だれか教えてください、ぜひ行ってみようと思います!

モンブラン/自由が丘

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MONT-BLANC
1933年から続く洋菓子店の老舗。いまや大人気のケーキとなり、名前を知らないひとはいないといっても過言ではないモンブランですが、当店はそのケーキを日本ではじめて作ったお店。パリセヴェイユモンサンクレールエムコイデなどの有名パティスリーが数多く軒を連ねている自由が丘で、半世紀以上もの歴史を積み重ねてきた当店。行かないのは失礼じゃないか。たのしみです。

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入り口を入るとすぐにショーケースがあり、その奥に進むとイートインコーナーがあります。席数はかなりの数で、イートインというよりはもはや喫茶店といった風情。客層は老若男女すべてですが、高齢の方が目立って多い印象。自由が丘ってこういうキャパシティーのある喫茶店がすくないので、当店はその受け皿になっているのでしょう。当然に満席であり、予約の用紙に名前を記入して席が空くまで店内で待ちます。

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こっち見んな。

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15分くらい待って席に案内されました。座ってみるとさらに強まるルノアール感。しかしルノアールより幾段もにぎやかであり、落ち着いた雰囲気ではありません。でもなんだかみなさんたのしそうに会話をしていて空気はとても温かで、決してうるさいというわけではありません。

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コーヒーはブレンドを選択。コロンビア、ブラジル産の豆を使っているらしく、たしかに香ばしくておいしい。ですが、すこし値段の設定が高い。学生が来たらびっくりしてしまう。単品で頼んだら税込み750円、セットで600円。この値段を出して飲みたいほどおいしいかは疑問です。

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モンブラン
マロンストリングは昔懐かしい黄色で、現在主流の茶色ではありません。上に載っているメレンゲは創業者がフランスで見た山『モンブラン』の雪をイメージしているのだとか。下には生クリーム、カスタードクリーム、カステラ。カステラの中には栗の甘露煮が入っています。けっこうなサイズで食べ応えがあります。しかしながら突出した味覚ではなく、僕にはどうしてもカステラの配分が多すぎて食べ続けるのがしんどい。カステラがすこしばかりぱさつき、クリームと一緒に食べたいのですが、そのクリームがカステラに比してすくないとくる、うーんとわるい意味で唸ってしまう。また、パリセヴェイユモンブランを食べたあとにうかがい、価格もパリセのモンブランよりも高いこともあってどうしても比較してしまう。比較する意味なんかないのはわかっているんですけどね。

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タルトフレーズ
台座にはタルト、ダマンド生地が敷かれ、たくさんのいちごのクリームが絞られてサイドをいちごが覆っているファンシーな身なりをしているケーキです。しかしながらそれほどおいしくはなく、いちごの価格がケーキの値段を吊り上げているとしか思えない。これだけ生のいちごを使っているのにクリームまでいちご味であり、その味はというと正直いちごの香りはすれど自然ではないんです。なんだかチープというか、あまいだけです。ここは思い切って中身をカスタードにしてフレジェのように割り切ったものにしたらおいしいのだろうなと思いました。これは残念でした。


あまりいいことが書けませんでしたが、当店は昔ながらのケーキを現在に残していくということを真摯に行っている数少ない店であり、当店がモンブランをはじめなければいまのモンブランというケーキの地位はなかったかもしれません。そういう意味で、当店にはいまの路線をひた走ってもらいたいとも思いました。今回は単純に当店のベクトルがおこちゃま嗜好の僕と一致しなかっただけであり、僕の感想を鵜呑みにしないで、モンブランが好きな方には一度行ってもらい、歴史を感じてもらいたいです。
また当店の繁盛ぶりを考えると、需要と供給が一致していることはあきらかで、店内が広々としているためかベビーカーを持ったママ友らしきひとたちも見かけられ、いろいろなひとたちを受け入れてくれるお店なのだと認識しました。ごちそうさまでした。

パリセヴェイユのモンブラン/自由が丘

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土日のイートイン限定で食べられるモンブランが売り切れていたあの日から2週間。電話予約の受付は木曜日から開始することを知り、木曜日の開店時間きっかりに電話を入れて無事モンブランを確保。11時にうかがいます。今回はまったく抜かりないわ。

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ショーケース前で予約をしていることを告げると、その場でケーキとドリンクの注文へ移ります。それにしても11時のパリセは午後に比べればうそのように空いていて優雅な雰囲気です。午後にしか来たことがないので、なんだかとても新鮮。いや、ふつうのケーキ屋はこれくらいの混み方がふつうで、パリセが常に混みすぎているだけか。なんだか感覚がずれていく。

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カフェクレーム
ミルクの味が第一のカフェラテです。非常になめらかな口当たりで、ボリュームもしっかります。ラテアートがかわいらしい。ちなみに店内は撮影禁止ですが、イートインで頼んだ品は撮影を許されています。

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ダージリン
彼女のとった飲み物。茶葉がカップに入らないようにティーストレーナーも添えられています。とても鮮やかな色合いです。

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コム・ニューヨーカー
クランブルのごつごつとした見た目が個性的です。チーズケーキは濃厚な口当たりで、底に敷かれたジェノワーズ(スポンジ)にはレモン風味のシロップ(リキュールだろうか?)が打たれて、しっとりとした食感です。クランブル、チーズケーキの濃厚さをレモンの酸味が引き締めてまとまりを持たせています。チーズケーキって構成要素がそれほど多くなく、だからこそ家庭でもよく作られる定番のケーキですが、その分ごまかしができないケーキであり、大味になりがち。ですが名店が作ると肌理の繊細さを感られるほどのケーキに昇華されています。

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タルト・ユズ・エ・シトロンヴェール
名前が長い。パティスリーあるあるは商品の名前が長く、発音もちょっとむずかしくて、思いっきり噛み倒してはずかしい思いをしてしまうこと。要はタルトシトロン、レモンのタルトです。パートドフリュイ(グミのようなもの)がちょこんと添えられてかわいらしい。メレンゲはしゅわしゅわとあまく、中のクリームは目が覚めるような酸っぱさ。タルト生地が薄くてさくさくと香ばしいですが、全体的にはクリームを食べるという印象のケーキです。メレンゲの上にかけられた緑色のものは柚子の皮を擦ったものなのか、さわやかな柚子の香りが鼻から抜けていきます。レモン系のケーキはあまり食べませんが、たまにはこういうベクトルのケーキもたのしいです。

と、ここでふと店内をぐるっと見渡してみると、別席のひとがモンブランを食べているのを発見。そしてそのモンブランのサイズ感に衝撃が走る。

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モンブラン
真打登場。きょうはこれを食べるためにやってきた。にしてもでかくないっすか!?。パリセのケーキはしっかりとしたサイズ感で満足度が高いことで定評がありますが、モンブランもかなりの大きさ。アテスウェイモンブランと張るかもしれません。

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マロンストリングはひとくち食べて間髪を入れずにおいしいとわかるはっきりとした味覚。さすがイートインというべきか、いまさっき絞られたであろうマロンはなめらか。シャンティー(生クリーム)はふわふわと身軽であまさが抑えられいますが、バニラがしっかり含まれていておかげで決して脆弱なものではありません。台座のメレンゲもさくさく。サイズはアテスウェイモンブランと同じくらいですが、食べ口は当店のもののほうがすっきりとして食べやすい。これは意外でした。予約した甲斐があった!イートイン、作りたての理が凝縮された一品でした。


やっぱりパリセヴェイユはいいなあ。自由が丘にきたら毎回行っちゃいそう。価格は高いけど、こういう高級なパティスリーとしては非常に親しみが持ちやすくて居心地がいい。それに午前中に行けば客の絶対数が少ないから雰囲気も十分に味わえる。午前からコーヒーを飲んで、ケーキを食べる。まるで貴族みたいだわ。よし決めた。おれ、貴族になる!!
いつまでかはわかりませんが、モンブランは期間限定らしいので、機会があればぜひ食べることをおすすめします。ごちそうさまでした!

スターバックスの新作、キャンディーピスタチオを飲んできた!

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STARBUCKS COFFEE

スタバはたまに利用します。

でもスタバって、

スタバに行きたいから行く

ってよりは、

スタバあるじゃん、入ろうか

みたいな使い方のほうが多い。常にスタバ族できるほどおしゃれな人種でもないしね。

しかし今回は明確な理由があってスタバに行きます。

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そう、今回の新作はキャンディーピスタチオ、キャンディーピスタチオフラペチーノ

つまりピスタチオフレーバーなのです。

スタバはしょっちゅう新作のフレーバーを出している印象があり、それでも僕はいつも決まってカフェラテかカフェミストしか頼まないつまらない人間なのですが、たまたま新作がピスタチオのフレーバーだと知るやいなや、ピスタチオ好きの僕はこの日を待ちわびていたのです。

毎度新作が出るたびに話題になるスタバ。僕はいつもこういう一過性のブームを冷めた目で見ていたのですが、まさか自分がその波に乗っかることになるとは思わなかった。

はじめてみんなの気持ちがわかりましたごめんなさい反省しますすいません買わせてくださいお願いします。

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さて、気のない謝罪もそこそこに、さっそく買ってきたよ。

赤い紙カップがぱっと映えていいですね。はやくもクリスマスを思わせる仕様に、もう季節はすっかり秋から冬になってしまったのだなとしみじみ思います。

待って、もうクリスマス!?今年はもう終わりに近づいているのかい!?


わけもなくかなしくなってきた。


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スタバではおなじみのホイップクリームに、ラズベリー風味のクッキーと飴掛けしたピスタチオがかかっています。

とてもかわいらしく、ちょっと飲むのがはずかしい。と思いきや、まわりを見渡すと8割ほどのひとがキャンディーピスタチオかキャンディーピスタチオフラペチーノを飲んでいることを発見。スタバの新商品ってすげえ。

味ですが、飲む前は正直、どれくらいピスタチオが活かされているものかと不安ではありました。

ところがひとくち飲むと、口の中にピスタチオの香りが強く広がって、口当たりはまったりと濃厚。ナッツの油分というか、ちょっとバターっぽい印象もあり。

飴掛けのピスタチオ、ラズベリークッキーの食感もたのしく、全体にいいアクセントを与えていて、ただの飾りでないことがわかります。

スタバ特有の甘さの強い飲み物であり、僕としてはもうすこし糖分を抑えてほしいところではありますが、それでもピスタチオのフレーバーでドリンクを作ってくれたことを思えば文句は言えません。というか、とてもおいしいと言っていい出来です。おすすめしたいです。


それにしても、ピスタチオを全面に押し出したドリンクってこれまで全然なかったですよね。だからより新鮮だったというか、純粋にうれしかった。

今回の商品は、それだけピスタチオが日本に根付いてきたことを意味するのかもしれません。

パティスリーではよく見かけるアイテムであり、ケーキ好きの間ではめずらしくもなんともないですが、まだまだピスタチオのよさに気がついていないひとも多いはず。これを機にピスタチオに触れてもらって、コンビニでもピスタチオ関連の商品が出たらいいなあ、なんて思ったりします。

今回はスタバのチャレンジ精神に感謝したい気持ちになりました。期間限定の商品なので、機会があればぜひ!ごちそうさまでした!

ハーゲンダッツの期間限定フレーバーをいくつか食べてみた!

こんにちは、ミチムラです。

いきなりですがみなさん、
ハーゲンダッツ
好きですよね??
いや、きらいなひと、もしかしたらいるかもしれないけど、アイス自体のスペックについての文句を聞いたことがない、そんなアイス。アイス界ではもはや神格化されていると言っても過言ではない。
ハーゲンダッツの新作? ああ、おいしいだろうね。だってハーゲンダッツだもん
そんな風に言われてしまうほどの圧倒的な信頼感。他社ではこうはいかない。ついでにいえば、CMの中条あやみちゃんもかわいい。完全なる企業である。
今回はハーゲンダッツの期間限定フレーバーを3つ食べたので、レビューしていこうと思います!!

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パンプキンプディング
もうパッケージの時点でおいしい。あきらかにおいしい。

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ハーゲンダッツのクリスピーサンドはなぜこんなにうまいのか! ウエハースがもうバリバリで、かじるとあたりに散らかるくらいです。アイスは黄色いコーティング(かぼちゃ風味のホワイトチョコか?)で覆われ、中のアイスもかぼちゃの風味がしっかりとし、ところどころにカラメルソースが忍ばされていて、表題通りパンプキンプディングが再現されていました。他の菓子メーカーのアイスの追随を許さない完成度です。それと、クリスピーサンドでカボチャを使用したフレーバーは初らしいです。なんだか意外でした。

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ほうじ茶ラテ
再販らしく、初登場したときは存在すら知らなかった。それにしてもほうじ茶、流行ってますよね。ほうじ茶独特の香ばしさや苦味やえぐみのすくなさはスイーツに使うには最適なのでしょうが、はたしてほうじ茶自体を飲んでいる若者はどれだけいるのか疑問。抹茶と一緒ですよね。それにしても、コンビニとかではほうじ茶関連の商品をよく見ますが、パティスリーでは見たことがないかも。ちょっと不思議ですねだれか教えてください。

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2色のアイスが渦を巻いたかわいらしい見た目です。どうやってカップに注入しているのかまったくわからん。
どちらにもほうじ茶の味がしますが、濃いほうはがっつりほうじ茶が効いています。薄いほうはミルクの感じが残っていて甘い。それにしても、ハーゲンダッツにしてはだいぶおとなしめ。ハーゲンダッツって味わいが上品なんですが、ただそれだけでなく、ちょっとグラマーな感じもありませんか?豊満というか、ゆたかなんですよ。しかしこのカップにはそれがない。抹茶もさっぱりしてはいますが、やっぱりハーゲンダッツの特徴はあるし。ほかのアイテムと比べると正直見劣りします。いや、ほかが完璧すぎるのか、、

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安納芋
安納芋はここ最近だいぶ流行っていますね。コンビニスイーツでもしょっちゅう見かけます。安納芋は流行っていますが、まさかハーゲンダッツがそこに迎合してくるとは。

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色味は淡い黄色。そしてひとくち食べたらわかる、このさつまいも感。
安納芋! 安納芋!!
ねっとりとした安納芋の独特の甘さが、ひとくちだけで感じられるくらいにゆたかです。

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これはまさか、、

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うおーーーっっっ!!!
中心部にはさつまいものソースが!!しかもソースだけじゃない、粗めの安納芋がはいっています! 蜜感のある安納芋の感じをソースでさらに強めて、粒の安納芋は干し芋のような凝縮された甘味。近年食べたハーゲンダッツではかなりいい線いっています。
安納芋!!!

今回は期間限定商品を3つ食べてみましたが、どれも及第点。ハーゲンダッツのいいところは素材のよいところをきっちりと引き出しつつ、ハーゲンダッツらしさを保てるバランスのよさですよね。ほんとうに恐れ入ります。
これから本格的に冬に入り、新たなフレーバーも出る予定らしいので、動向に注目したいと思います。ハーゲンダッツ記事はこれからも継続していく予定なので、次回もよろしくお願いいたします。ごちそうさまでした!

エーグルドゥース/目白

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AIGRE DOUCE

目白駅から徒歩10分ほどにある東京代表パティスリー。

シェフは寺井則彦さん。専門学校を卒業後に『ルノートル』入社、その後渡仏、ベルギー、アルザス、パリ、各地で研鑽を積み、帰国すると『マダム・ミクニ』でシェフ・パティシエに就任。2003年の『第8回クープ・ド・モンド・ラ・パティスリー』で総合第2位。

翌年に当店をオープン。関連書籍も多数出版する、パティシエが尊敬するパティシエが営む当店。期待大でうかがいます。



店内は撮影禁止。扉を開くと、内装の煌びやかさ圧倒されます。道路沿いに面したお店ですが、中に入るとそこはもう別世界で、フランスのパティスリーってこんな感じの雰囲気なのかなとどきどきしてきます。

ショーケースの中のケーキはどれも個性的なのはもちろん、焼き菓子やマカロンも堂々とディスプレイされてその存在感を示しています。ゴージャスながらもどこかファンシーさも感じられ、僕としてはアステリスクアテスウェイのようなシンプルでブティックのような雰囲気よりも親しみが持てる。ほんとうに子どもが喜びそうな、そんな内装。


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さて、買ってきました!!

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外装もそうでしたが、当店はところどころに紫を使っています。袋のデザインもクラシックで、どこか色っぽい。

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【シャンティーフレーズ】

当店のスペシャリテ。ショートケーキです。

スポンジに挟まれたクリームはスポンジの厚さよりも高いくらい。その理由は中に忍ばされたいちごがしっかりとしたサイズ感だからです。ごつい、と言ってもいいくらい。

幼いころ、ショートケーキのいちごがちいさくて悲しい思いをしたこと、ありませんか? 当店のいちごはそんなことなし。子どものころの僕がこれを食べていたら、あんな悲しい気持ちにはならなかったのでは。スポンジにはいちごのシロップがしっかりと打たれて、いちごの風味にさらに拍車をかける。

しかしそれだけじゃない。このケーキの本領はスポンジのスペックの高さにあります。口に含むと、とたんにすっと消えてしまう。どうやったらこんな口溶けを実現できるのか。まさかショートケーキでこんなに感動するとは思わなかった。ショートケーキにはまりそう。

ところで余談ですが、ここ数年でコンビニのクリスマスケーキとかもやたら『ガトーフレーズ』とか言って宣伝してませんか?ガトーフレーズってなんやねん、しゃれづきやがって。エーグルドゥースくらいうまくなってから言ってほしい。別物だかんな。

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【カスレット】

こちらも当店のスペシャリテ。シュー生地にカスタードクリームをきっちり詰め込んで、底にはバナナのキャラメリゼ。表面も丁寧にキャラメリゼされてパキパキ。色味からもうすでにおいしい。

なんでも当店はカスタードクリームにこだわりが強いらしく、カスレットとシュークリームでは使うカスタードを使い分けるらしい。カスレットに使われているカスタードはあっさりめ。バナナのキャラメリゼはこっくりと甘く、酒が効いていてなんと色っぽいことか。全体のバランス感覚がえぐいぜ、、

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【トルシュ・オー・マロン】

『賞味期限1時間』と銘打たれたモンブラン。味もさることながら、その大胆なプレゼンテーションでメディアや雑誌でもしばしば取り上げられる秋冬限定の商品。

なぜこのモンブランの賞味期限は1時間なのか。それは台座にメレンゲを使っていて、クリームの水分でメレンゲの食感が損なわれないようにするためらしいです。なので注文を受けてからクリームを絞ってくれます。メレンゲについては後々。

当店のモンブランはフォークを入れるとマロンストリングがぽろぽろと崩れていく。マロンペーストの割合が多いのでしょうか、栗の香りと風味が抜群に効いています。

しかしマロン部分に甘味はあまりなく、かといってクリームにしっかり甘味がついているというわけでもない。甘さひかえめと表現するにしても、ずいぶん抑制的です。ううん、これはちょっと僕のモンブラン観とはちがう立ち位置のモンブランです。

リリエンベルグみたいにばっちばちに栗感を打ち出しているモンブランが好きなひとにははまるかもしれません。

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【サヴァラン・オー・ロム】

最近はスポイトに酒を入れてそれを生地に挿した状態で販売するスタイルが増えましたね。

まずは酒を追加しないままにひとくち食べますが、現状でも相当に酒が含まれていて、風味なんてあまっちょろいもんじゃない、がっつり効いています。スポイトのラム酒まで加えると、生地がすべてを吸いきれずに、ぼたぼたと垂れ落ちます。まさにつゆだく状態

クリームはマスカルポーネが含まれているみたいですが、もはやよくわからなかったですすいません。食べ終わったころにはちょっとしたほろよい気分です。

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【ムランググルマンディーズ】

前述したモンブランにも使われているメレンゲを主体に作られたケーキ。

絞られたプラリネクリームはふっくらとかわいらしく、中には固めのカスタードクリームとキャラメル?バター?のクリーム。判然としませんでしたが、いちいち手が込んでいます。

カスタードクリームはカスレットのものよりも卵黄の味が強く、プラリネクリームのビターな風味と合わさって上品な仕上がりです。そしてメレンゲですが、このメレンゲがまあすごくて、わしゃわしゃと口でほどけてすっと消えていきます。 



つい熱がこもって長い記事になってしまいました。それだけ当店の腕前はすばらしいものでした。伝統的なところを残しつつ、ほどよくオリジナリティーを感じさせるアレンジがあり、そのどれもが意図した結果に落ち着いているのか、食べていて安心できます。ケーキだけでみたら当店は僕にとってナンバーワンかもしれません。またひとつパティスリー偏差値があがった気がします。


最後にひとつ。シャンティフレーズについて書いた際に、こどものころの僕が当店のショートケーキを食べていたら悲しい思いをしなかったのでは、と書きましたが、結局はこどものころに食べなくてよかったと思いました。

なぜなら、こども時代からこんなうまいショートケーキなんか食べていたら、僕は取り返しのつかないくらいひねくれた、いやみったらしい人間になっていたかもしれないからです。

だって、こんないいものを食べていたら、もしともだちの家に行ったときになにかお菓子を出されてもなんにも感謝できなかったかもしれない。そもそも幼少の僕にとってケーキとは、特別な日にしか食べられないハレの食べ物だったから、よそに行ったときに出されたお菓子がほんとうにうれしかった。

そういう思いも相まって、いま食べるケーキに感動できるんだなと思うと、いまの自分の境遇に感謝せずにはいられないのです。

なんだかじーんとくるものがありました。当店には季節の変わり目ごとに行って、あらゆるものを食べたい。思い出せば思い出すほどにうつくしく思い出されるパティスリーです。

紅矢/立川

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紅矢
立川の高島屋の向かい側にあるビルの2階にあるハンバーグとステーキのお店。ニュージーランド牛を使った当店は、とにかく価格が安い! 実はもう何回も来ているお気に入りのお店です。

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ハンバーグ580円、ステーキ900円。ばかみたいに安い。伺ったのは夜でしたが、ランチとディナー、どちらも同じ価格でやっています。

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からあげのセット、ハンバーグとステーキのコンボもあります、

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ライスは大盛り無料。大盛り無料って地味なサービスですが、いちばんうれしいサービスですよね。

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連れは唐揚げコンボを選択。ハンバーグに唐揚げを合わせたプレート。ソースは和風おろしです。しかし唐揚げが見るからに貧相でやる気がなく、実際にそれほどおいしくなかったとのこと。残念です。鶏肉を扱うお店ではないので、そこはしかたないでしょう。同じ立川でもひなたかなたと比べても意味がありません。

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スモールコンボ
僕が頼んだプレートはハンバーグ180g、ステーキ90gの組み合わせ。全然スモールじゃない。十分な盛りです。

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ハンバーグは赤身肉を使っているので、ジューシーというよりは肉々しい質感。よくある切ったら肉汁じゅわ~というタイプではない。しかしそこが好き。肉汁が溢れるハンバーグはそれはそれでおいしいのですが、どうしてもギトギトして肉自体ではなく油脂を食べているような気がしてしまう。とくに僕はサシで真っ白の和牛が好みではないので、肉を食べていると感じられる赤身が好きです。

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ステーキなんかはとくに赤身がいい。ハンバーグは調味、改良の余地があり、油脂を生かす術がありますが、ステーキは一定の塊に火を入れるだけの単純な食べ物なので、和牛だと僕には油がきつすぎる。赤身は油分も少ないし、ちゃんと歯ごたえがある。よくある、口に入れると溶けてなくなる!みたいな肉ではありませんが、ちゃんといま肉を食らっている!そう思えるステーキです。


とにかく当店は安い。当然のことながら、すげーうまいという味覚ではありませんが、この価格帯で得られる満足度としては最高峰だと僕は思います。そもそも僕は牛肉なら、ハラミやハツといった歯ごたえとおいしさがあって、比較的油分が少ない部位が好きなのですが、ときどきステーキも食べたくなる。そういうときにとても重宝するお店です。
しかも最近は赤身肉が話題になりつつありうれしいところ。それに、和牛って東京で食べるとめちゃくちゃ高くないですか!?和牛については、岩手で食べた前沢牛のフィレ肉だけはおいしいと思えた経験があり、和牛は食べるなら地方でだけだなと思っています。高い金出せばいいものが出てくるのはわかりますが、それは成金のすることであって、極めて貧乏ななかから必死の思いで出資をしている僕にとっては、何万もする高級和牛より、輸入の赤身のほうが身の丈にあっている気がするのです。

ピッツェリア・ユーイチロー&エアー/立川

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Pizzeria YUICIRO&A
立川駅の北口を降りて5分ほど歩いた先にある当店。路地に入り、『ほんとにこっちで合ってんのか?』と不安になり出す寸前にお店が見えます。12時に伺いましたが、すでに店前には行列が。僕たちは前日に予約をしていたので列に並ぶことなく入店。飲食店のほとんどは予約というシステムを採用しているのに、どうして電話して席を確保しようとしないのか。昼真っ盛りでお腹が空いている時間帯に行列に並ぶなんて、そんなのまるで拷問じゃないですか。

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当店は全席禁煙、ランチタイムは90分制です。席数は40弱といったところでしょうか。カウンター席もあるようで、ひとりでも気楽に来られそうです。

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サラダはルッコラが入っていたのはうれしかったです。ドレッシングはそれほど主張がなく、野菜をまんま食んでいる印象。僕は野菜大好きだからいいのですが、野菜が好きじゃないひとにはすこしつらいか。ポーションはすくないですが、4種類ほど野菜が入っているところが好印象です。

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マリナーラ
薄く塗られたトマトソースの上に、半身にされたミニトマトがいくつも盛られてかわいらしい半面、真っ赤な見映えが迫力的です。ソースの塗りは薄いですが塩分はしっかり決まっていて、ミニトマトは火がきっちり入ってぐにぐにとして甘みが引き出されています。ミニトマト自体がソースとしての役割も果たしていて一体感があります。生地はふっくらというよりはむっちりとして、小麦の香ばしいところと甘いところが出ています。ピザ生地はパン生地よりも発酵に時間を要するので、小麦のおいしさがより一層引き出されて味がゆたかになります。当店の生地は僕好みです。おいしい!!
そういえば余談ですが、赤身肉や広島カープのユニフォームみたいに赤いものってインスタ映えするらしいです。僕も赤いものを積極的にあげていこうかな。インスタ映えを狙っている多感な女の子はピザ屋に行こう!

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ミートソースのパスタはあらかじめお皿に取り分けてサーブしてくれます。しかし味はふつう。やはりピザ屋ではピザを食べるべきで、パスタを食べるならレストランやトラットリアでしょう。逆にレストランではこういうピザは食べられないですから。

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食後にはピンクグレープフルーツのゼリー。量はほんのすこしですが、グレープフルーツの苦味がはっきりと打ち出された味にびっくり。ゼラチンの配分もおさえめで食感もなめらかです。もっとくれ。

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カップ、ソーサーがかわいらしいなあと見ていると、ソーサーに店名が!こういう細部へのこだわり好きです。


うーん、なかなかいいお店です。おいしいし、細部にも目が行き届いている。しかしひとつ残念なのが接客。店員さんが冷たくとても事務的。皿を下げにきた方に僕が「おいしかったです」と言ってもなにも言わずに去ってしまった。店内は比較的にぎやかで、忙しいだろうことも十分わかるのですが、かたづけをしているテーブルに座っている客の声くらい聴こえるはず。ただかたづけを終えてつぎの客を入れる準備をしたいだけ。まったくこちらに意識がない。そのくせ、ほかのテーブルに座っている若い女性組には愛想がいい。興ざめしてしまいます。

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2人で食べて2000円。1人1000円。たしかにコスパは抜群です。しかしそれはウラを返せば、「1000円ランチの接客」と揶揄されかなねい。求めすぎかもしれませんが、当店は品がしっかりしているだけについつい言ってしまう。ついでに電話対応もちょっとこわかったよ。うーん、おいしいけど、おすすめしにくいむずかしさがあります。ディナーも行きたいなあと思っていましたが、しばらくはこわくて行けない。もっと心を強くしてから再訪したいです。

セブンイレブンで売っていたラムレーズンアイス2つを食べてみた!

こんにちは、ミチムラです。
突然ですが僕、セブンイレブン、好きです。セブンイレブンの商品ってどれもおいしいですよね。でも最近はあまり寄る機会がなく、たまたま寄ってアイスのコーナーを見てみたのですが、なんと、ラムレーズンの商品が2つ並べてあったので思わず買ってきてしまいました。

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セブンイレブン ラムレーズンモナカ
セブンイレブンブランドのモナカアイスです。夏ごろだったかな?これと同じシリーズの塩キャラメル味が抜群においしかったのが記憶に新しく、そのシリーズならまちがいなかろうと迷うことなく購入。

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けっこう扁平な見映えです。こんなに薄かったかな。

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割った断面はこんな感じ。食べてみると、モナカとアイスとの間にはホワイトチョコレートが仕込まれています。モナカはしっかりさくさくですが、ジャンボモナカみたいにざくざくとした感じではありません。中のラムレーズンアイスはというと、アイスはなめらかで、ラムレーズンの風味がふわっと感じられます。ラムレーズンは強くラム酒を感じるタイプではなく、アイスとのバランスを考えているのかおさえめな印象。その甲斐あってか、食べ飽きない仕上がりになっており、また食べたいと思えました。

さて、つぎはこちら。

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MOW スペシャル ラムレーズン
モウはカップアイスのなかでもとくに好きな部類です。なんといっても他社にはないミルク感がいい。バニラ感ではない、ミルク感。そして今回はそんなモウから数量限定のフレーバーとしてラムレーズンが登場。パッケージから放たれるなぞの高級感。興奮してきた。
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外枠をペキペキと外すとカップが露わになりますが、内ふたのデザインまでかっこいい。『M』と『W』が重ね合わせてある。都内の外資系企業のロゴかよ。

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アイスの見映えはプレーンと似たような感じ。美白です。あやしいくらいに美白。
アイスはさすがのミルク感とリッチな雰囲気。低価格帯のカップアイス、プレーンアイスならやっぱりモウがおいしいと思います。そしてラムレーズンをひとくち食べますが、ラム酒がだいぶ強い。僕がおこちゃまなのか、、
モウはミルク感が強いアイスで、それに合わせるためにラムレーズンの風味も強めにしているのか。弱いとアイスの味に負けてしまうのでしょう。しかしながら、アイス強し、ラム酒強しとくると、食べ疲れてしまう。

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半分でちょうどいいくらいです。2日にわけて食べるといいかもしれんな、これは。おいしいけれど、主張が強い。若干の押しつけがましさを感じる。もう1回食べたいというよりは、一度食べて満足するタイプの味です。


そういえば、ラムレーズンのアイスはどうして決まって秋や冬に登場するのか。なんでも、アルコールを含んだアイスはふつうのアイスよりも溶けやすいらしく、夏なんかに出すとあっという間に溶けてしまうかららしいです。ちゃんとした理由があっての季節限定販売らしく、いまの時期にしか食べられない味覚はいまのうちにたのしみましょう!

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