東京モンブラン

ざっくり飲食備忘録です。

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リリエンベルグ/新百合ヶ丘

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リリエンベルグ
新百合ヶ丘駅から1㎞ほど先にあるパティスリー。徒歩で15分くらい。ほとんどまっすぐ道で迷わないとは思いますが、けっこう遠いなあ。お店には駐車場があり、警備員さんがひとり常駐しています。警備員付きパティスリーです。

当店は店内撮影禁止でした。残念!
外観はモルタルが使われていますが、店内は木を基調としていて、メルヘンチックです。陽のひかりが差し込んで雰囲気もあたたかです。
あと、ホールスタッフの人数がかなり多め。7、8人はいて、てきぱきと作業しています。

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モンブラン
リリエンベルグのモンブランは季節限定。9月から10月までの商品らしく、ショーケースにもたくさん並んでいました。
マロンストリングは明るめの黄色で栗のあじわいが強く、なかの生クリームはあまさひかえめ。なかの和栗のシロップ煮も自家製のものみたいです。見た目はかわいらしいですが、全体的に大人味。

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ポロタンのタルト
ポロタンとは栗の名前で、皮がぽろっと取れる、品種改良をした栗みたいです。ケーキ自体は、ケーキというよりは焼き菓子にちかい感じです。

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抹茶のエクレア
見るからに濃い色のクリーム。味も抹茶が濃く、がつんときます。しかしながら、濃すぎる。コーティングのチョコレートはなんだが舌触りがよくないし。うーん。
しかしながら、最近は市販品の抹茶商品が溢れかえっていて、そのほとんどが抹茶をばかにしくさったようなものばかりな印象ですが、このエクレアは逆をいっていて、その点は非常に好感を持てました。もうすこしクリームの風味を出して、バランスを取ってくれたら最高の品になるのでは。抹茶だけ感じたいなら、抹茶飲めばよし。パティスリーの抹茶味は、あくまでケーキの要素が第一であってほしい。

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ザッハトルテ
当店の定番商品。

ウィーンの代表的なチョコレートケーキ。修行時代のウィーンの老舗のレシピはそのままに独自のテクニックで口当たりを軽く甘みを強く感じさせない様に作りました。スイス産スイートチョコレートとフランス産カカオマスをブレンドしています。お好みで上質な生クリームとどうぞ。(リリエンベルグ ホームページより)

ということみたいで、あじわいはとてもクラシカル、懐かしみがある味です。そのまま食べると若干ぱさつきます。

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しかし、付属の生クリームと一緒に食べるとこれがみるみる溶けるような舌触りに。生クリームは無糖で脂肪分が豊富で、チョコレートの風味を邪魔しません。ザッハトルテは生クリームと食べるケーキ。ふたつあわせておいしくなるようになっているんです。生クリームは+100円しますが、絶対につけることをおすすめします。


パティスリーとしての地位を確立し、地域に根付いてる当店ですが、僕の好みではありませんでした。仕事が丁寧であることはスポンジ生地やクリームのおいしさからもあきらかで、実力は申し分ないことは確実です。ですが、それゆえにどこか地味というか、角がない八方美人という印象。僕の好きな方向性とはすこしちがうところにあるケーキ屋さんでした。

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