アディクト・オ・シュクル/学芸大学
Addict au Sucre
都立大学駅から徒歩で10分ほど行った場所にあるパティスリー。
アディクト・オ・シュクルとは『甘味中毒』という意味。とてもいい店名ですよね。
こじんまりとした外観と、掲げられた看板のロゴがなんともかわいらしいこと、、
当店の石井英美シェフはアテスウェイ、ヴィロン、ラデュレ・ジャパンなどで経験を積んでおり、マカロン大手のラデュレではマカロン製造部門長を務めるという実力者です。
アテスウェイ出身ということもあって、
これは絶対に好き
たのしみです!!
売り場は広くはないですが、かわいらしくディスプレイされていて、こういう系統のお店も好感が持てていいですね。
さて、買ってきました見てくださいこの箱を!!!
真っ赤な体躯に金字で書かれたアディクトのスペル。
センスがよすぎる、、
今回はこの3つを。
モンブランは取り置きしてもらい、そのほかはショーケースから。
夕方だったのでほとんどショーケースはからっぽ。夕方にケーキが残っていないというのはとても健全ですよね。
【タルト・オザブリコ】
アプリコットのタルトです。王道な見た目の正統派。
アプリコットはやわらかくねっとりとしている反面、酸味もきっちりあるので、タルト生地の香ばしいあまさとよく合っています。
見た目と味わいがイコールのわかりやすい味わいですが、とても食べやすく、またタルト生地が実直においしいです。
【ショコラフランボワーズ】
名前のとおり、チョコレートとフランボワーズのケーキ。
まずチョコレート部分、ジェノワーズとクリームですが、どちらも負けず劣らずの濃厚さでありながら、するする食べられるなめらかさ。
ジェノワーズにはシロップが打ってあるのかな?? チョコレートケーキによくあるもさもわとした感じが僕は得意ではないのですが、このケーキには一切そういう点がないです。
またいちばん上のラズベリー部分がラズベリー感満載なので、チョコレートの濃厚さとちょうどよく絡んできます。
近年食べたチョコレートケーキのなかでもトップクラスの味わいです。おすすめ!!!
【モンブラン】
取り置きした大本命。
当店はモンブランがおいしいと聞いたんですよね。ソースは忘れた。
マロンペースト、シャンティー、マロングラッセ、メレンゲというモンブランの基本に忠実は構成です。
まずマロンペーストはほっくりしていながらなめらかさもあり。これは和栗と洋栗のダブル構成なのかなと思うくらいその両者のいいところ取りがなされています。
構成比率的にシャンティーが多めですが、栗が濃いのでこのバランスでも十分に感じられます。
いろんなお店でモンブランを食べてきましたが、当店のモンブランはどのモンブランよりもバランスが取れたどベーシックなモンブランであり、なおかつモンブラン好きに文句を言わせないおいしさだと思います。
このシンプルさでこんなにおいしいモンブランてすごいなと脱帽です、、
アテスウェイ出身ということもあって、もっとモダンなケーキを作っているのかと思っていたのですが、当店はかなり正統派なフランス菓子を作るお店でした。
シンプルに素材を使ってそのよさを引き出すことに長けているように思いました。
そして白眉はモンブラン!!
当店に訪れたらモンブランはぜひ食べてほしい!!
再訪して、いろんなケーキを食べてみたいなあと思いました。
ごちそうさまでした!!!
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