東京モンブラン

ざっくり飲食備忘録です。

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5年ぶりの復活!!ベーコンマックポークとベーコンの是非について。

マックポーク

みなさんはご存じだろうか。かつてマクドナルドにマックポークというハンバーガーがあったことを。

ハンバーガー業界ではパテに牛肉や鶏肉を使うことが一般的ですが、そこに一石を投じたのがこのマックポークであり、パテに豚肉を使うというのが当時とても斬新にうつりました。

ガーリックとペッパーでがっつりと味つけのされたこのハンバーガーはお財布にやさしく(当初100円だったが、途中から120円になった記憶がある)、学生のニーズを満たしてくれていました。

販売当時は僕も学生だったので、なにかにつけてともだちとマクドナルドに寄っては無駄話をし、遊戯王に興じていました。その際のお供はいつもマックポーク。もう6、7年も前の話です。


しかしこのマックポーク、突如としてメニューから消えてなくなってしまった。もう僕はかなしくてかなしくて、この5年間、マックに行くたびに、


なぜマックポークは消えてしまったのだろうか、マックはいつからそんな無能になってしまったのだろうか、、


と思うようになり、そしてそれが自分の好みの物差しであり、自分の物差しだけでお店の価値を判断してしまう汚い自分になってしまったことを発見したのです。



そしてあれから5年、なんの気もなくTwitterを見ていたら、ふと飛び込んできた、マクドナルドの広告。



マックポーク復活


夢だろうか、いや、夢だろう。



いやちがう、これは夢では、ない。マックポークが復活する??




びいやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ




あの味がまた食べられる!! あの味が、、


マックポークラバーとして、食べないわけにはいかない。



おてごろマックに新メンバーとして復活ですよ。



セットを注文。500円です。



【ベーコンマックポーク

おかえりなさい、、、


この日を待っていた、、


そうそう、こんなんだったわ、

この漂ってくる豚さんのパテ特有の香りとソースの香ばしい、、


ひとくち食べると、もうなつかしくてなつかしくて、思考が停止してしまいそうになります。それくらい好きだったマックポーク

パテの質感が牛肉のそれとはあきらかにちがって、やわらかでジューシ。

ソースはブラック、レッド、グリーン、3種のペッパーを使用し、ガーリックもおろし、焙煎、粒とこだわっているらしい。

もうなんだかね、過剰にうまいんですよね。ふつうの食材ふつうに使ってもこうはうまくならないと思うんですよ。要は化学調味料が使われていると思うわけですが、そんなんどうでもいい。マックポークはこうでなくてはならない。

そして以前のマックポークとのちがいは、なんといってもベーコン。

『ベーコンは蛇足だろう』

と僕は思っていて、ちょっと斜にかまえて今回挑んだわけですが、このベーコン、豚のパテとの取り合わせがばっちりで、もしかしたら牛肉より合っています。豚同士なんで、当たり前ですね。よりがっつりとした食べ応えのある仕上がりになっています。





社会人になって、お金もほんのすこしだけ自由に使えるようになって、おいしい食べ物も知りました。もうあのころとはなにもかもがちがう。そう思っていました。

でもマックポークを食べて、あのときの気持ちや、大切にしていたものが、なんだか思い出されて、泣きそうになりました。

大げさすぎる、と思われるかもしれないし、実際、マックポーク食べてこんな感動できるの僕だけだと思うんですが、僕にとってのマックポークってそういうもの。

復活、うれしかった。また食べに行くよ。ありがとう、マクドナルド。


ごちそうさまでした!!!

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