餃子のニューヨーク/立川
餃子のニューヨーク
ラーメン激戦区として有名な立川ですが、実は餃子専門店も多数点在しており、当店はそのなかでも人気が高いお店です。
自由の女神が入り口の脇で来客を出迎えてくれます。
なんでしょう、当店の経営者はアメリカが好きなのかな。まあ、斬新な組み合わせですよね、餃子と自由の女神。
メニューの一面はすべて餃子仕様になっています。レパートリーがたくさんあってたのしい。
お通しはクラゲの中華サラダ。
これはきっちりと味がついていて、お通しとしては最適ですなあ。食感もいい。
餃子にはビールだろうという短絡的思考です。なんだかんだでひさびさに飲んだな。
このタイミングで遅れて連れが到着しました。
連れがとったのはマンゴービール。
ひとくちもらいましたが、これはおいしくなかった。
マンゴーの甘みはビールで薄まり、ビールのすっきりとしたのど越しはマンゴーの甘さで失われて、苦みがいやな感じで主張してきます。これは完全なる足の引っ張り合いです。
しかし連れのお通しは筑前煮なのである。
いや、おれも筑前煮がよかったよおいしそうなんだけど。
とりあえず餃子からスタートします。
上が餃子、下がえびの入った餃子。ビジュアルだけじゃどちらがどっちかまったくわからんですね。
小皿を取ろうと、ふと視線をあげると、
食事中なんでこっち見ないでもらえませんかふつうに。
餃子の中身はこんな感じ。
最近は野菜をメインにした餃子も多いですが、当店はけっこうな肉々しさでガツンときます。
そしてなんといっても当店の餃子は生地が分厚くてもちもちです。生地そのものがおいしい餃子って少ないような気がします。さすが生地から作っているだけのことがあってうまいなあ。
こちらはえび。
うーん、これは肉あんにえびがそのまんまぶち込まれているだけの代物で、まあえびが好きな僕としては悪くないですが、なにしろ肉あんの力が強いのでえびが飲み込まれているきらいがあります。サイズ感をひかえめにして、まるごとえびあんにしてほしい。
揚げ餃子です。
こちらもうまいです。しかしこれ、生地が分厚いんでそのぶん油を吸収して重苦しくなっています。揚げは薄い生地が向いているんだなと勉強になりました。
手羽先さん。
これの味についてはみなさんの想像するとおりのやつで、鶏皮に肉あんのつまった文句のつけようのない味覚です。うめえ。
さすが人気店といった感じのお店でした。
餃子のサイズも大きく、
いまおれは餃子を食べている!!
というはっきりとした意識が持てます。餃子はこれくらい無骨でいいですね。
あと、地味に餃子一皿に盛られているザーサイの絶対量が多いのもうれしいところ。当店はザーサイ盛りという単品メニューがあり、この調子だとどれだけ盛られているのか気になりました。
さよなら自由の女神!!
おいしいかったし、価格もやさしいし、使い勝手がいいのでまた行きたいと思いました。
ごちそうさまでした!!