東京モンブラン

ざっくり飲食備忘録です。

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ヤナカ スギウラ/日暮里

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YANAKA SUGIURA

日暮里駅から徒歩5分、朝倉彫塑館の向かいにあるフレンチレストラン。

シェフは『オストラル』、『レピキュリアン』を経て渡仏。『グランヴェフール』、『メゾン・ピック』で修行。帰国後は銀座の名店『ラール・エ ・ラ ・マニエール』の総料理長に就任。2015年に当店をオープン。

オープンしてから間もないときからお店の存在は知っていましたが、なかなかタイミングがあわなかったり、電話したら満席で断られたりして、やっと行けることに!

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テーブルセッティングはカジュアル。同じカトラリーをとおしで使います。

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【鰹のミキュイ 契約農家の野菜】

前菜のボリュームではありません。

これだけのポーションで提供するのはすごい。

皿にドンっ

そんな感じです。鰹は半生調理ですがいやな臭みが感じられなく、野菜は瑞々しく清潔な味がしました。これだけでお腹いっぱいになりそうだよ。

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パンはフォカッチャ。自家製らしく、オリーブと塩気が効いていておいしい。ただしこれ、おかわりに+150円かかります。

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ほたてといかはロティされて、下にはブロッコリーのソース。からすみが振りかけてあります。

すなおにおいしく、ポーションがフレンチらしくて安心しました。あのペース続いたら無理よおれ、ってびくびくしてましたからね。

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連れがとったスズキのポワレ。ソースは甲殻類。クラシックな取り合わせに、写真映えします。

ひとくちもらいましたが、魚はもちろんソースも丁寧に仕上がっていました。

連れは図らずも、鰹、いか、ほたて、スズキと、魚介フルコースになりました。

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一方の僕は鶏肉。

大山鶏の胸肉で、ナイフを入れると、ぷにっとした感触。まさか、生焼けじゃないよな、、

恐る恐る切ると、断面は白く、生焼けではなく、しかしやわらかさがえげつない。なにこの火入れ。なんだか食べたことないような食感に唖然。これが完璧な火入れってやつなのでしょうか。

味以前に、もうなんか感動しました。お腹壊さないかなという不安はありましたが、お腹は壊しませんでした。

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デザートは桃を主体にクリームのムース。これはおいしかったなあ。とくにムースはあまさひかえめで、なんとなくパンナコッタみたいな感じ。

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コーヒーを飲んでごちそうさまでした。

すなおに良店を発見したなと思いました。前菜、魚介、肉、デザートを食べて3800円。サービス料金はなし。すばらしいコストパフォーマンスです。

ただ、お店の雰囲気はだいぶカジュアルで、お客さんの声も大きく、ハコも小体なので、勝負するために使うにはちがうかもしれません。

気軽なデート、肩肘張らずにフレンチを、そんな感じです。

冬にまた行きたい! おすすめです!

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