ぶどう酒食堂さくら/六本木
ぶどう酒食堂さくら
母体会社はトゥエンティワンコミュニティ。ワインを主に取り扱い、その業態から飲食店を展開。六本木に自社ビルを構え、『ワインショップソムリエ』をはじめ、フレンチ主体の『ル プティ マルシェ』、ブーランジェリー『ラトリエ デュ パン』、パティスリー『ココ アンジュ』、そして本日お邪魔する『ぶどう酒食堂さくら』すべてがこのビル内に入っています。
『ラトリエ デュ パン』と『ル プティ マルシェ』は訪問歴がありますが、写真不足なので後々記事にできたら!
建物の一階にあるのが当店。大きなピザ窯が迫力あります。
ル プティ マルシェでもそうなのですが、シャンデリアのガラスがワイングラスなんですよ!ワイン専門会社ならではのプレゼンテーションですね。すてきです。
カトラリーは引き出しから。
メニュー表が手書きでかわいらしい!1800円のコースにしました。
五島列島福江島より活じめ鮮魚のカルパッチョ
お魚はハチビキとヒラマサ。赤いほうがハチビキです。はじめて聞いたわ。
魚は店に入る際にキッチンで丸々一匹をさばいているのを見ていたので、おいしいだろうなと選択したらやっぱりおいしかった!新鮮だから生臭くなく、添えられた海藻の食感もgoodだよ。
サーモンの自家製マリネ
連れの前菜。ひとくちもらいましたが、ぱっとしませんでした。見た目も少し地味です。
パンはフォカッチャ。もちもちした食感がおいしいんですが、温かくない。温めなおしてほしかった。
有機トマトのスパゲッティー ポモドーロ
ソースはぐつぐつ炊かれたものではなく、トマトは固形を残したフレッシュタイプ。トマト甘し。味は文句ないのですが、茹でがすこしかたい。
本ズワイガニのプッタネスカ
『娼婦風』の意味を持つパスタで、娼婦は忙しくていろいろなものをごたまぜにして食べていた、などその名称の由来は諸説あるそう。ケッパーやオリーブなどのうまみの強い食材が入り、トマトソースと抜群に合います。しかしプッタネスカお決まりの唐辛子とその辛さが見当たらない。当店は辛く仕上げないのかしらん。
ティラミス。うまい、、サイズ感もちょうどよく、クリームのなめらかさがすばらしい。ふわとろです。本日いちばんのお皿。
連れはシャーベット。なんだろう、最近のシャーベットって、いわゆるしゃりしゃり系ではなくなったの?行き当たるシャーベットみんながなめらかタイプなんですが。そしてこのシャーベットは味がよくわからなかった。色が茶色なので、キャラメル風なのかもしれませんが、ふつうのバニラアイスとかわりません。
連れはさくらティー。香りはさくら、味は緑茶より。さわやかな味で食後にぴったし。
可もなく不可もなく、といったところでしょうか。おいしいんですが、誰かに紹介したいような魅力もない。かといってもう行かないかと言えばうそになるかも、、うーん、むずかしいところです。今度はぜひピザを食べて行きたいと思います。値つけも良心的ですし、気軽なデートには最適だと思いました。