パティスリー・トシ・ヨロイヅカ/六本木
パティスリー トシ ヨロイヅカ
東京ミッドタウンにある、有名なパティスリーです。シェフは名前の通り、鎧塚俊彦さん。日本を代表するパティシエです。
店舗の売り場面積は狭いですが、焼き菓子、ゼリー、アイスなど、いろんなお菓子があり、コンパクトにまとまっている印象。
ジャン・ピエール
表面はピストレ(チョコレートを霧状に噴射すること)され、台はピスタチオのスポンジ、その上はピスタチオのクレームブリュレ。まとまっていておいしいですが、がつんとくる印象はなし。
あと、こちらのジャン・ピエール、検索すると、表面がグラサージュ(主に溶かしたチョコレートで生地をコーティングしてつや出しをすること)してあるものがよく出てきます。なぜなのか、、
ル・ポ
生地はシュー生地、中にはラム酒を浸したブリオッシュ、上はキャラメルクリーム、蓋はキャラメリゼした、見たことないケーキです。手間隙がかかっていて、とくにキャラメリゼされた生地が好き。クイニーアマンみたい。
シュー・ア・ラ・クレーム
カスタードクリームがおいしい!濃厚過ぎず、甘さがくどくない。クリームは注文と同時に中に入れてくれるので、生地は萎えないで固さを維持しています。こういう手間隙、すてきです。
来店したとき、左側奥にカウンター席を発見。どうやら、アシェットデセールが食べられるらしく、席は満席でした。食べログで調べてもアシェットデセールの情報ばかり!
今回は持ち帰りでしたが、次回はカウンター席で鎧塚さんの実力を感じたいです。
ヤナカ スギウラ/日暮里
YANAKA SUGIURA
日暮里駅から徒歩5分、朝倉彫塑館の向かいにあるフレンチレストラン。
シェフは『オストラル』、『レピキュリアン』を経て渡仏。『グランヴェフール』、『メゾン・ピック』で修行。帰国後は銀座の名店『ラール・エ ・ラ ・マニエール』の総料理長に就任。2015年に当店をオープン。
オープンしてから間もないときからお店の存在は知っていましたが、なかなかタイミングがあわなかったり、電話したら満席で断られたりして、やっと行けることに!
テーブルセッティングはカジュアル。同じカトラリーをとおしで使います。
【鰹のミキュイ 契約農家の野菜】
前菜のボリュームではありません。
これだけのポーションで提供するのはすごい。
皿にドンっ
そんな感じです。鰹は半生調理ですがいやな臭みが感じられなく、野菜は瑞々しく清潔な味がしました。これだけでお腹いっぱいになりそうだよ。
パンはフォカッチャ。自家製らしく、オリーブと塩気が効いていておいしい。ただしこれ、おかわりに+150円かかります。
ほたてといかはロティされて、下にはブロッコリーのソース。からすみが振りかけてあります。
すなおにおいしく、ポーションがフレンチらしくて安心しました。あのペース続いたら無理よおれ、ってびくびくしてましたからね。
連れがとったスズキのポワレ。ソースは甲殻類。クラシックな取り合わせに、写真映えします。
ひとくちもらいましたが、魚はもちろんソースも丁寧に仕上がっていました。
連れは図らずも、鰹、いか、ほたて、スズキと、魚介フルコースになりました。
一方の僕は鶏肉。
大山鶏の胸肉で、ナイフを入れると、ぷにっとした感触。まさか、生焼けじゃないよな、、
恐る恐る切ると、断面は白く、生焼けではなく、しかしやわらかさがえげつない。なにこの火入れ。なんだか食べたことないような食感に唖然。これが完璧な火入れってやつなのでしょうか。
味以前に、もうなんか感動しました。お腹壊さないかなという不安はありましたが、お腹は壊しませんでした。
デザートは桃を主体にクリームのムース。これはおいしかったなあ。とくにムースはあまさひかえめで、なんとなくパンナコッタみたいな感じ。
コーヒーを飲んでごちそうさまでした。
すなおに良店を発見したなと思いました。前菜、魚介、肉、デザートを食べて3800円。サービス料金はなし。すばらしいコストパフォーマンスです。
ただ、お店の雰囲気はだいぶカジュアルで、お客さんの声も大きく、ハコも小体なので、勝負するために使うにはちがうかもしれません。
気軽なデート、肩肘張らずにフレンチを、そんな感じです。
冬にまた行きたい! おすすめです!
ア・ニュ・ルトゥルヴェ・ヴー/広尾
à nu retrouvez-vous
広尾にある有名なフレンチレストラン。
2016年までミシュランガイドにて1つ星でしたが、2017年版で降格し無星に。しかし平日にお邪魔したのですが、ほとんどの席が埋まっていて、星を落としても勢いまで落としているようなことはありませんでした。
当店のシェフは下野シェフ。六本木の『ヴァンサン』で基礎を固め、『ル・ブルギニオン』ではスーシェフを経て渡仏。『トロワグロ』、『タイユヴァン』などで修業後帰国、『ル・ジュー・ドゥ・ラシエット(現レクテ)』でシェフを勤めたのち、当店をオープン。
ル・ブルギニオンの菊地シェフのもとで働き、そういえば『ラ・ファソン 古賀』の古賀シェフもトロワグロで経験ありだなと思い当たり、これは間違いないと来店。
テーブルセッティング。お皿がかわいらしい!
コースは、3種類から。3800円のコースにしました。
【オリーブオイルとバター】
このパンが異常においしかった。
ほんとおいしかった。
これまで食べたフランスパンでいちばんかもしれません。フランスパンはふつうミルクを使いませんが、なんだかクリーミーさすら感じられるくらいのゆたかさが感じられました。4、5個食べた。
【トウモロコシのタブレサラダ 魚介のタルタル】
連れのとった前菜。
タブレサラダとはクスクスを使ったサラダ。フランスでは国民食のように親しまれているみたいです。ポーションがかなりあります。
【鶉のベニエ】
本日のオードブルが鶉を聞いて即決。
ベニエとは揚げ物のこと。骨を持って食べると、抵抗なく骨から肉が離れる柔らかさ。
味付けにはなにやらスパイスを使っていると説明されましたが、忘れたよ。
【本日の魚料理】
魚はあらかじめ決まっていました。出てきたのは鯛と甲殻類のスープ。
このスープがうまい。ビスク仕立てで甲殻類のうまみがとても強く出ています。塩のバランスも最高。
【三元豚のスペアリブ炭火焼き】
強気な火入れにがっつりポーション。最近のフレンチはポーション多いな。連れがとった肉料理です。
【本日の肉料理 ハツ】
こちらもけっこうなサイズ。大きな塊で火入れして身をやわらかく仕上げているみたいです。ハツは好きな部位なのでついついあると頼んじゃう。
【レモンのタルトシトロン 塩ピーナッツアイス】
連れのデザート。きれいというよりもかわいらしい見た目で和みます。
【ピスタチオとグリオッドチェリーのとろけるムース ピスタチオとアーモンド香るグリオッドチェリーのソルベ】
名前が長い、、
みどり色のがムースで、ピスタチオの特徴的な風味に加えて、グリオッドチェリーの甘酸っぱさがバランスよく調和しています。
ソルベもチェリー感満載。おいしかった。
食後にコーヒーを飲んでごちそうさまでした。最近コーヒーを撮り忘れることが多々あり、写真はなし。コーヒーおいしかったです。
ぜんたいのバランスが整ったすてきなお店でした。
でもなんだか、今回はパンがすべてをかっさらった印象がどうにも強い。パンがほんとにおいしかったのか、この日、僕がパンについて非常に敏感だったのか、、
どちらかはわかりませんが、僕としてはパン目当てでまた行きたいくらいでした。きっと個人差はあると思うので、参考までに。
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ミシュランガイド・フードフェスティバル2017in横浜
ミシュランフードフェスティバルin横浜
ミシュランガイドに掲載された店舗が集まってのフードフェス。今回が日本初。情報収集もそこそこに、いざ。
『ミシュラン』って聞いたことはあるけど、実際になにかよくわからんって人も多いと思いますが、ミシュランは車のタイヤのメーカーです。
中に入るとチケット売り場が!このフェスでは、事前にチケットを購入して、食べたいお店の料理に必要な枚数を渡すシステム。
チケットは1枚1000円。3枚買いました。
出店舗を以下の通りです。
※記載は順不同。
店名/料理ジャンル ☆or◎
☆:ミシュランガイドにて星つき
◎:ミシュランガイドにてビブグルマン
※ビブグルマンとは
コストパフォーマンスの高い飲食店・レストラン
丁寧に作られた良質な料理が手頃な価格で食べられる
・オ デリス ド ドティーヌ/フレンチ ◎
・クラフタル/フレンチ ☆
・笄軒/洋食 ◎
・中華香菜ジャスミン/中華 ◎
・精進料理醍醐/懐石料理 ☆☆
・リストランテツヅキ/イタリアン ◎
・黄金の塩らぁめんドゥエイタリアン/ラーメン ◎
・酉玄/焼鳥 ◎
・てんぷらはやし/天ぷら ◎
・ピッツェリア パーレンテッシ/ピッツェリア ◎
・プーレ・ヴァン/焼鳥 ◎
・ベント エ マーレ/ピッツェリア ◎
・ちゃんこ 増位山/居酒屋 ◎
・リゾットカレースタンダード/イタリアン ◎
・レ ピフ エ ドディーヌ/フレンチ ◎
・スイーツショップ(ミシュランガイド、フードフ
ェスティバル実行委員会)
有名店もちらほら。とくに中目黒に店を構えるモダンフレンチのクラフタルは最近ぐんぐん知名度を伸ばしている星つき店。
すごい行列が、、
クラフタルでした。
我々が会場に着いたのは10時30分ごろで、クラフタルに呆れるような行列が。ほかのお店はぽつりぽつりといった具合。
連れが果敢にクラフタルに並ぶ。僕はおとなしくほかの店へ。行列大嫌いなんで、、
と思いましたが、着いたときにはほとんどテーブルに空きがなかったので場所を確保。
【クラフタル 十勝ハーブ牛のクラブサンド】
パンのサイズだけ見るとそれほど大きくないものの、挟んである牛肉がしっかりした厚みとサイズ感。
ソースはデミグラス系、スクランブルエッグがクリーミーで全体的にまとまりのある一品です。
ですが、クラフタルは本来モダンフレンチ。フォトジェニックな料理が話題の店なので、このサンドをクラフタルが作る意味は正直わからない。
しかも価格はチケット2枚。つまり2000円。高いぜ、、
さて、一方の僕は精進料理の醍醐。
僕はいちばん好きなジャンルがフレンチなのですが、だからといって日本食が嫌いというわけではなく、単純に日本食は高すぎて手がつけられないだけ。だからこうした場所で日本食の精神を感じられるのはとてもうれしいこと。
しかし食べるのはカレー。どこが精進料理なのかというと、このカレー、だしやバター、動物性の食品を一切使っていないんです。カレーなのにその発想は精進ならでは。
味はというと、驚くほど深みがあって、スパイスもきちんと効いたカレーに仕上がっていて、なおかつ動物性油脂も含まれていないからあっさりと胃もたれしない。ここまで割りきって、精進のルールでカレーを作り成功させる力量はほんものです。
ちなみにこちらはチケット1枚です。
今回のミシュランフードフェスが、僕にとってはじめてのフードフェス参戦になりました。なんだかいろいろ考えさせられました。そのことについては、またあらためてまとめてみたいと思います。
ミシュランフードフェスは8月20日(日)まで。興味のある方は足を運んでみては。
三河屋/西麻布
三河屋
西麻布にある定食屋さんです。、、西麻布に定食屋!? って思いますが、ちゃんとそういうお店もあるんです。
水・土・日・祝日が休み、なおかつ営業時間は11時30分から14時30分。
ということは、1日3時間×4日=12時間
1週間に12時間しか営業してない、、そんな飲食店があるなんて。
さ・ら・に!!
ご飯がなくなったら営業終了、実質2時間くらいしか営業していないらしいです。12時間より短いですねこれは。
ちなみに上の写真は別日に撮りました。来店日は行列で写真が撮れなかったので。
カウンターに通されました。注文は列に並んでいるときに聞かれたので座ってひたすら待ちます。カウンターの上にはキャベツが盛られた皿が用意されています。目の前でがんがん揚げ物が揚げられ、さくさく包丁が入る。10分くらい待って定食ができあがりました。
ミックスフライ定食
すげえ。引くくらいに盛られています。
鶏は胸肉。断面が肉の油と水分に満ちて、噛んでやわらかい火入れ。まったくぱさついていない。
俵型の小ぶりなコロッケ、とはいえ2つあれば大したボリュームです。中はほくほくでひき肉入り。
こちらのメンチも俵型で1本ずっしり!肉の色味が白いので、配合に鶏肉入っているのかな、油が瑞瑞しくさっぱりしています。見た目より重くない。
ハムカツも食べ応えありの一品。ひさびさに食べましたが、やっぱりおいしい。ハム揚げただけなのにね、、
ミックスフライ定食、1000円。すばらしい。西麻布でこの価格、このボリューム、人気なはずです。
そして接客をしている女性が活気に溢れていて、常に笑顔を絶やさずにこやか。名店には名店員がいるものです。
ただ、営業時間が短い、土日祝日が休みということもあり、行くこと自体の難易度が非常に高い。しかし、機会があればぜひ行ってみてほしい名店。ごちそうさまでした!
ケバブバー/六本木
ケバブバー
六本木通りに面したケバブのお店です。見た目がド派手で目立つ。
肉がくるくるまわっておられます、、
棚にはおびただしい数の缶が。
ケバブサンドにしました。キャベツの量がはんぱない。
中身は大量の鶏肉と、ふっといピクルスが入っています。鶏肉はやわらかくスパイスが効いて、ピクルスは主張が強くないものの、味に変化を与えてくれていい仕事してます。これまで食べたケバブのなかでは断トツでボリューミーで食べ応え抜群です。
後日、ケバブ丼を買いました。これはケバブをそのまま丼にした品。辛めにしたら、だいぶ辛かったです、おいしかったけどね、、
六本木にはめずらしいケバブ屋、このまま継続してほしいな、また来ます!
七志/渋谷
七志
ラーメン屋です。渋谷道玄坂はラーメン激戦区らしく、見渡すかぎりラーメン屋。しかしながらわたし、ラーメンそんなに好きくない、、
でもときどき入りたくなるのも事実で、きょうがそれでした。
黒ごま担々麺の大盛にしました。
おもしろい案内書が!
黒ごまがすり鉢に入ってやってきました。僕はこういう客に任せるスタイルが好きじゃないんですよね。来たのが夜なだけに、仕事帰りにごまを擦りたい人がいると思ってるのか? と聞きたい。
豚骨ベースに黒ごまとにんにくが効いています。擦ったごまも投入。ごまの風味が強くなり味としてのグレートが上がりましたが、自分で擦ってまで入れたいとは依然思えず。麺は中太です。スープがおいしいんですが、いまいち絡んでいるように思えませんでした。
お会計、1040円でした。大盛が+110円かかります。わかってはいましたが、ラーメンで1000円越えてくると悲しくなりますね、やっぱり。そして味もふつうとくると、、
そもそも僕はラーメン好きではなく、好きじゃないがゆえに非常に厳しいんです。僕のラーメンレビューは厳しいので、参考にならないかもしれません、すいません、、
アークヒルズカフェ/六本木
アークヒルズカフェ
六本木ヒルズから徒歩15分ほどにあるカフェ。六本木でランチを済ませて手頃なカフェをネット検索していたら発見したので歩いてみると案外距離があって疲れた、、
落ち着いた内装で、無駄な装飾がないので広々として解放感があります。涼しければテラスもよいでしょうね。
カフェラテ
カフェラテが好きなんですが、馬鹿舌なんでしょうね、どこで飲んでもさして違いがわからん、、誰か指南してくださらないですか、、
ローズヒップティー
変わり種が好きな連れ。きょうの連れは男なのですが、ローズヒップとか女子力の塊でしかない。ひと口もらうと、柑橘とはちがった酸味が効いていて、すっきりと飲みやすい。量もたっぷり。カフェラテもそうでしたが、当店はドリンクの量がけちけちしておらず満足できました。
僕はバナナケーキ。ソースはキャラメル。ケーキはパウンド仕立てで甘さひかえめ。そしてなんと付け合わせのバナナの断面がキャラメリゼしてありぱりぱり!こういう手間暇が感動ポイントになりますね。
連れはりんごのクランブルチーズケーキ。クランブルとは小麦粉、砂糖、バターを混ぜ合わせてそぼろ状にしたもの。焼き上げてさくさくした食感を演出します。ただ、このケーキに関してはあまりそれを感じず。味はおいしかったっす。
そういえば当店はドリンクと一緒にデザートを頼むとデザートが300円になるので、実質デザートが半額以下で食べられるのです、お得です!
雰囲気もよくて、ちょっと立ち寄るにも使い勝手がよさそうです。ドリンクもデザートもおいしかった。ごちそうさまでした!
トンネル+/六本木
トンネル+
六本木トンネルを抜けたところにあるカジュアルイタリアン。きょうはランチに伺いました。
カウンタースペースがおしゃれです。宝石みたいにかがやくお酒たち。
基本1000円のコースですが、プラス料金で品が変わります。
サラダはコールスロー、スープはコンソメ、パンは白パン。パンの火が入りすぎてパサついていたのが残念。スープはとてもおいしかった。
若鶏のもも肉のグリル
しっかりした焼きで皮が香ばしく、ジューシーです。ただ、1000円のランチコースなので、品質はそれほどよくないです。そりゃそうね。
一方のカマス。
「きょうは新鮮なカマスが入ってます。おすすめです!」
とのことで、連れが選択。+100円ですが、これがなかなかおいしい!箸が用意されていて、秋刀魚のごとくつっついて食べます。オーブン焼きなので、身が油を十分に抱えてしっとり柔らかな上に、油自体がさっぱりとしていて軽い。1100円のランチでこれだけの魚を食べられるなら文句はないです!
最後にコーヒーを飲んでごちそうさまでした。
六本木という立地、しかも六本木通りを隔てた先に六本木ヒルズがあるような場所で、ランチ1000円のお店があることがまず驚きです。家賃いくらなんだろう、、、
六本木でランチを探すとどこも高いですが、おしゃれとコスパを両立させるなら、当店はおすすめです、ぜひ!
ぶどう酒食堂さくら/六本木
ぶどう酒食堂さくら
母体会社はトゥエンティワンコミュニティ。ワインを主に取り扱い、その業態から飲食店を展開。六本木に自社ビルを構え、『ワインショップソムリエ』をはじめ、フレンチ主体の『ル プティ マルシェ』、ブーランジェリー『ラトリエ デュ パン』、パティスリー『ココ アンジュ』、そして本日お邪魔する『ぶどう酒食堂さくら』すべてがこのビル内に入っています。
『ラトリエ デュ パン』と『ル プティ マルシェ』は訪問歴がありますが、写真不足なので後々記事にできたら!
建物の一階にあるのが当店。大きなピザ窯が迫力あります。
ル プティ マルシェでもそうなのですが、シャンデリアのガラスがワイングラスなんですよ!ワイン専門会社ならではのプレゼンテーションですね。すてきです。
カトラリーは引き出しから。
メニュー表が手書きでかわいらしい!1800円のコースにしました。
五島列島福江島より活じめ鮮魚のカルパッチョ
お魚はハチビキとヒラマサ。赤いほうがハチビキです。はじめて聞いたわ。
魚は店に入る際にキッチンで丸々一匹をさばいているのを見ていたので、おいしいだろうなと選択したらやっぱりおいしかった!新鮮だから生臭くなく、添えられた海藻の食感もgoodだよ。
サーモンの自家製マリネ
連れの前菜。ひとくちもらいましたが、ぱっとしませんでした。見た目も少し地味です。
パンはフォカッチャ。もちもちした食感がおいしいんですが、温かくない。温めなおしてほしかった。
有機トマトのスパゲッティー ポモドーロ
ソースはぐつぐつ炊かれたものではなく、トマトは固形を残したフレッシュタイプ。トマト甘し。味は文句ないのですが、茹でがすこしかたい。
本ズワイガニのプッタネスカ
『娼婦風』の意味を持つパスタで、娼婦は忙しくていろいろなものをごたまぜにして食べていた、などその名称の由来は諸説あるそう。ケッパーやオリーブなどのうまみの強い食材が入り、トマトソースと抜群に合います。しかしプッタネスカお決まりの唐辛子とその辛さが見当たらない。当店は辛く仕上げないのかしらん。
ティラミス。うまい、、サイズ感もちょうどよく、クリームのなめらかさがすばらしい。ふわとろです。本日いちばんのお皿。
連れはシャーベット。なんだろう、最近のシャーベットって、いわゆるしゃりしゃり系ではなくなったの?行き当たるシャーベットみんながなめらかタイプなんですが。そしてこのシャーベットは味がよくわからなかった。色が茶色なので、キャラメル風なのかもしれませんが、ふつうのバニラアイスとかわりません。
連れはさくらティー。香りはさくら、味は緑茶より。さわやかな味で食後にぴったし。
可もなく不可もなく、といったところでしょうか。おいしいんですが、誰かに紹介したいような魅力もない。かといってもう行かないかと言えばうそになるかも、、うーん、むずかしいところです。今度はぜひピザを食べて行きたいと思います。値つけも良心的ですし、気軽なデートには最適だと思いました。