東京モンブラン

ざっくり飲食備忘録です。

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トンネル+/六本木

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トンネル+
六本木トンネルを抜けたところにあるカジュアルイタリアン。きょうはランチに伺いました。

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カウンタースペースがおしゃれです。宝石みたいにかがやくお酒たち。

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基本1000円のコースですが、プラス料金で品が変わります。

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サラダはコールスロー、スープはコンソメ、パンは白パン。パンの火が入りすぎてパサついていたのが残念。スープはとてもおいしかった。

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若鶏のもも肉のグリル
しっかりした焼きで皮が香ばしく、ジューシーです。ただ、1000円のランチコースなので、品質はそれほどよくないです。そりゃそうね。

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一方のカマス。
「きょうは新鮮なカマスが入ってます。おすすめです!」
とのことで、連れが選択。+100円ですが、これがなかなかおいしい!箸が用意されていて、秋刀魚のごとくつっついて食べます。オーブン焼きなので、身が油を十分に抱えてしっとり柔らかな上に、油自体がさっぱりとしていて軽い。1100円のランチでこれだけの魚を食べられるなら文句はないです!

最後にコーヒーを飲んでごちそうさまでした。


六本木という立地、しかも六本木通りを隔てた先に六本木ヒルズがあるような場所で、ランチ1000円のお店があることがまず驚きです。家賃いくらなんだろう、、、
六本木でランチを探すとどこも高いですが、おしゃれとコスパを両立させるなら、当店はおすすめです、ぜひ!

ぶどう酒食堂さくら/六本木

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ぶどう酒食堂さくら
母体会社はトゥエンティワンコミュニティ。ワインを主に取り扱い、その業態から飲食店を展開。六本木に自社ビルを構え、『ワインショップソムリエ』をはじめ、フレンチ主体の『ル プティ マルシェ』、ブーランジェリー『ラトリエ デュ パン』、パティスリー『ココ アンジュ』、そして本日お邪魔する『ぶどう酒食堂さくら』すべてがこのビル内に入っています。
『ラトリエ デュ パン』と『ル プティ マルシェ』は訪問歴がありますが、写真不足なので後々記事にできたら!

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建物の一階にあるのが当店。大きなピザ窯が迫力あります。

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ル プティ マルシェでもそうなのですが、シャンデリアのガラスがワイングラスなんですよ!ワイン専門会社ならではのプレゼンテーションですね。すてきです。

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カトラリーは引き出しから。

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メニュー表が手書きでかわいらしい!1800円のコースにしました。

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五島列島福江島より活じめ鮮魚のカルパッチョ
お魚はハチビキとヒラマサ。赤いほうがハチビキです。はじめて聞いたわ。
魚は店に入る際にキッチンで丸々一匹をさばいているのを見ていたので、おいしいだろうなと選択したらやっぱりおいしかった!新鮮だから生臭くなく、添えられた海藻の食感もgoodだよ。

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サーモンの自家製マリネ
連れの前菜。ひとくちもらいましたが、ぱっとしませんでした。見た目も少し地味です。

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パンはフォカッチャ。もちもちした食感がおいしいんですが、温かくない。温めなおしてほしかった。

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有機トマトのスパゲッティー ポモドーロ
ソースはぐつぐつ炊かれたものではなく、トマトは固形を残したフレッシュタイプ。トマト甘し。味は文句ないのですが、茹でがすこしかたい。

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ズワイガニプッタネスカ
『娼婦風』の意味を持つパスタで、娼婦は忙しくていろいろなものをごたまぜにして食べていた、などその名称の由来は諸説あるそう。ケッパーやオリーブなどのうまみの強い食材が入り、トマトソースと抜群に合います。しかしプッタネスカお決まりの唐辛子とその辛さが見当たらない。当店は辛く仕上げないのかしらん。

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ティラミス。うまい、、サイズ感もちょうどよく、クリームのなめらかさがすばらしい。ふわとろです。本日いちばんのお皿。

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連れはシャーベット。なんだろう、最近のシャーベットって、いわゆるしゃりしゃり系ではなくなったの?行き当たるシャーベットみんながなめらかタイプなんですが。そしてこのシャーベットは味がよくわからなかった。色が茶色なので、キャラメル風なのかもしれませんが、ふつうのバニラアイスとかわりません。

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連れはさくらティー。香りはさくら、味は緑茶より。さわやかな味で食後にぴったし。


可もなく不可もなく、といったところでしょうか。おいしいんですが、誰かに紹介したいような魅力もない。かといってもう行かないかと言えばうそになるかも、、うーん、むずかしいところです。今度はぜひピザを食べて行きたいと思います。値つけも良心的ですし、気軽なデートには最適だと思いました。

スイーツガーデン ユウジアジキ/北山田

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スイーツガーデン ユウジアジキ
食べログにて4.0超え。この数値に達しているパティスリーは稀であり、しかも当店は横浜の北山田、まわりにはほとんどなにもない(すいません、、)と言っていいほどの場所にあります。
シェフパティシエは安食雄二さん。
1996年に『グランプリ インターナショナル・マンダリンナポレオンコンクール 世界大会(ベルギー)日本人初の優勝を果たすなど受賞歴多数。
自由が丘の『モンサンクレール』のオープニング時にはスーシェフを任され、2010年に当店をオープン。書籍、メディア出演も多数の実力者です。

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焼き菓子がおいしそう。

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小さき安食さんが、、

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ショーケースの中身がぴっかぴかにかがやいております。

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さあ、買ってきましたよ!

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グルノブロワ 460円
ダコワーズ、くるみとオレンジコンフィのクリームを交互に重ねたケーキ。ダコワーズメレンゲとアーモンドプードルを使った生地。くるみもオレンジコンフィも原価高いのにたくさん入っていて好印象。

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プランタン 520円
上に載ったホワイトチョコがかわいらしい!その下にチーズのクリーム、フレッシュフルーツ、中にはいちごのコンポート、台座はタルト。チーズのクリームの爽やかさとホワイトチョコのバランスが絶妙。ただ、食べにくいなあ。

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モンブラン 560円
中には生クリーム、ラムの効いたマロンクリーム、台座にメレンゲ。構成はモンサンクレールと一緒ですが、モンサンクレールのそれよりサイズがしっかりしています。味もしっかりめ。ですが僕はモンブランについては全体的なバランスからみるとモンサンクレールのほうが好みでした。

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サオトボルージュ 620円
真っ赤なケーキ!圧倒的ビジュアルに目を奪われます。ケーキってやっぱり芸術品だなあ。そしてこのケーキのびっくりポイントは、電子レンジで20秒温めて食べるということ!

チーーーン♪♪♪♪♪

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中身はフォンダンショコラのようにとろとろ!ところどころにフランボワーズが入っています。表面の赤色はフランボワーズの粉末。チョコレートの甘さとベリーの酸味がすてきです。

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ハニーハント 460円
はちみつのムースを主体に、中にはバニラのブリュレ、下にはメープル風味のスポンジ、上にはキャラメルソース。すべてあまあまな食材ですが、これが不思議なことに味わいとしてきちんとまとまっています。本日いちばんのケーキです。というより、近年食べたケーキの中でもトップクラスにおいしかった!


感動的なケーキ屋さんでした。都内から外れた、もっと言えば横浜からも外れた場所ではありますが、お店には絶えず人が訪れ、そのすべての人たちがケーキを眺めては感嘆の声を上げていました。お店の雰囲気も明るく、接客もはきはきと明るい。ケーキ屋は飲食店の中でもとりわけ夢を売る商売。雰囲気からその意気込みが感じられました。
また行きたいケーキ屋さんです。みなさんもぜひ行ってみてください!

ボンシュマン/学芸大学

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BON CHEMIN

ミシュランガイド2017にて1つ星。学芸大学駅から徒歩10分ほどにあります。

歩いていて、「こんなところにミシュランのお店が!?」と不安になってしまう立地。

シェフの花澤龍さんは、千葉グランドホテルなどを経て渡仏。フランスでは7件もの星つきレストランを渡り歩き、帰国後は日本を代表する名店、『ラ・ブランシュ』にてスーシェフを務めるなど、きらびやかな経歴の持ち主です。

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うーん、クラシックな内装。好きです!!

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4300円のコースにしました。

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【キッシュロレーヌ】

アミューズでキッシュが出てくるなんて思わんかった。

アパレイユがプルプルでおいしい。厚みもしっかり。奇をてらわずに素直な料理を出すというシンプルなやり方に好感が持てます。

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パンはちいさくてかわいめポーション。熱々です、がっつくと持てなくて戻すはめになります。そしてパンのお供はリエット。リエット!!!すばらしいぞ、油分のかたまり。おいしー。

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【豚足入り自家製ブーダンブラン】

ブーダンブランはフランス北部のアルデンヌ地方の郷土料理。

ブーダンノワールに血が含まれているのとはちがい、ブーダンブランには血が含まれていません。スパイスと香味野菜の味がよく出ていて、肉の旨味もしっかり。いわゆるソーセージとはちがって中身はすこしだけ緩め。おいしいです。

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【鮎のパテ ネズの実風味】

連れが頼んだ一皿。今回の連れとは料理以外の話が盛り上がってしまい、ひとくちはおろか、感想すら聞いていませんでした。

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【鯛のポワレ キャベツのソース】

キャベツのソースは緑が濃く、スパイスが効いています。鯛は皮目がしっかり焼かれておいしい。全体としてさっぱりいただける一皿です。

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【アンガス牛のソテー アンチョビバター】

アンガス牛は赤身肉なので注文。

ポーションしっかりめで食べ応えあり!

アンチョビバターを溶かして食べるとまったりとしたコクがおいしい。和牛で同じことをしたら大変な油分祭りになるでしょう。

やっぱり牛肉は赤身だよ、赤身!!

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【トリップとギアラの煮込み グラタン仕立て】
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【マンゴーのプリン ココナッツのシャーベット】

プリンはいわゆるとろとろ系。

アイスはシャーベットを名乗ることはむずかしいくらいになめらかな食感でした。

しゃりしゃり系アイスが苦手が僕にはうれしい誤算、味も上々。

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料理の1つ1つがしっかりとおいしく、フランス料理に真摯なんだなあと尊敬させられる仕事ぶりでした!!

ランチでは今回頼んだコースの上にもうひとつおまかせコースなるものがあり、夜も内容が充実しているみたいなので、またもう一度うかがっていろいろ食べてみたところです。

ごちそうさまでした!!

餃子トラ五郎/新宿

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餃子トラ五郎
新宿西口から徒歩10分弱の場所にあります。新宿に用事があり、その帰りに昼食でもと考えていたのですが、お目当てのお店が見つからない!この日なほとんど猛暑のような気候に差すような日射し。あきらめてこちらのお店に。失礼な話ですが、、

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入店時間がはやかったので先客は少なめ。

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850円の餃子定食を注文。

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餃子は10個です。中には餃子定番のにんにく、にらが入っていないのがこのお店の特徴。さすがビジネス街新宿、お客のニーズを捉えています。それらの食材が入っていないので味はがつん系ではなく、どこか大人しめではありますが、味付け自体はおいしいです。ご飯は大盛まで無料。こういうのうれしい。
つけ合わせの味噌汁とポテサラは大したことないです。インスタントか業務用でしょう。どこでもある味です。

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辣油を使おうと思ったら、ここの辣油は少しちがい ました。秘伝ラー油と銘打った、ねぎ入りの辣油です。皿に開けてみると、ねぎの固形がたっぷり!辣油の辛さとねぎ独特の青さと香ばしさが合います。めっちゃ使いました、すいません。


850円という価格はランチにしては少し高めですね。同じ餃子なら餃子の満州のランチのほうが圧倒的に安いことを考えてしまいます。
にしてもねぎ入りの辣油はとても興味深いアイテムでした。こういう発想やアイデンティティーはこちらも勉強になります。そういう意味で来れてよかった。ごちそうさまでした。

炭火焼きホルモンRYU-RYU/小作

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RYU-RYU
小作は東京都羽村市にある町で、めちゃめちゃ郊外。となりには青梅市青梅市はさらに郊外。郊外というより、山。青梅市の構成のほとんどが山、川、岩であり、鹿の衝突事故で電車が止まり、熊の出没注意を促す看板があるような町。
話が反れました。当店は学生時代からお世話になっている焼肉屋。ひさびさの再訪です。

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当店は席数が少なく、お世辞にも清潔とは言えません。ですが壁に貼られた古めかしいポスターや落とされた照明がなんとも昭和チック。雰囲気あります

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友人が頼んだ中ジョッキ。僕は現在禁酒中につきビールは抜き。焼肉食べにきて酒が飲めないとは、、

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タケノコ
牛の心臓付近の動脈部分。コリコリとも呼ばれ、食感も軟骨に近いニュアンス。くせが少なく(下処理が上手なんでしょう)、塩だれが合います。

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ハラミ
牛さんの横隔膜。脂がしっかりのって、肉質も柔らかい。カルビが好きではないので、いつもこれを頼みます。いつ食べてもうまい!!

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ねぎ飯
このお店のスペシャリテと僕が思っているご飯。白飯に万能ねぎ、たれをかけただけのシンプルなご飯ですが、これがうまいんですよねー。ただ、高いんです。480円します。タケノコ1皿480円と同じ価格。ついつい原価率を考えてしまう。でも頼んでしまう。これは完全に僕の負けです。

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セセリ
鶏肉の首の筋肉。頭と胴体をつなぐ重要な筋肉で、しょっちゅう動かす部位のため歯ごたえがあり、おいしさも強い。脂が多いのですが、七輪なら余計な油分が落ちてくれてちょうどよい。焼肉はプレート焼きだとぎとぎとになるので、お店で炭火焼きするに限りますね。

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ほたてのホイル焼き
これは印象なしです。はじめて頼みましたが、これから先頼まないかもなあ。まずいわけではないですが、これを頼むなら肉食べるかなって。

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冷麺は汁がおいしい。麺の食感もちょうどいい。重くなくてするするいけます。口のなかの油分を洗い流してくれます。


ひさびさの再訪でしたが、まったく期待を裏切らない安定感。おいしいものは都内に集中していることは認めざるを得ない事実ですが、郊外にもおいしいお店は確実にあります。そして当店はなんといっても安い。チェーンの焼肉屋行くのと変わらない価格でおいしいお肉が食べられる、すばらしいです。
ぜひともこれからも続いてほしい、また行くよ!

パティスリー モンサンクレール/自由が丘

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モンサンクレール
オーナーパティシエは辻口博啓和菓子屋の息子として生まれるが小学生のころに食べたショートケーキに感動し洋菓子の道に進むことを決意。『全国洋菓子技術コンクール』を史上最年少の23歳で優勝。その後はパティシエのワールドカップ『クープ・ド・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー』の飴細工部門で優勝。日本でもっとも有名なパティシエのひとり。

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内装は落ち着いたシックな雰囲気。ショーケースのなかのケーキがとてもきれいに映えてうつくしい。
箱菓子も充実しています。おみやげにモンサンクレールの焼き菓子なんて持ってこられた日にはその人を惚れずにはいられないでしょう。

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今回買ってきたケーキ。

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サンマルク 580円
クラシックなケーキです。バニラのムースとチョコレートのムース、ビスキュイジョコンド(アーモンドを使ったスポンジケーキ)という構成。
味は安定のおいしさなのですが、印象には残らないなあと漏らすと、製菓衛生師の資格を持つ彼女が、
「このムースのふわふわ加減はそうそうできることじゃないよ」
と指摘。見る人によって見え方と味が格段に変わるのが料理製菓の世界。自分の知識の少なさを恥じます。
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ショコラベルベンヌ 650円
完全にダークマター暗黒物質的外観。吸い込まれそう、、
中には柑橘(おそらくグレープフルーツ)のジュレ、チョコレートのムースにチョコレートのスポンジ。
見た目に反して非常にさわやかな味わい。もっとがっつりした味わいなのかと思っていたのでびっくり。

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モンブラン 480円
中には生クリーム、濃味のマロンクリーム、メレンゲ。クリームすべてが口に含むとすうっと消えてしまうくらいに淡くて繊細。ラム酒がしっかりと効いた大人味。それでいて味はしっかりしていて、それでも甘すぎずにすいすいいけてしまう。これは非常においしい!辻口シェフの底力を見た気がします。


僕はケーキにおいてモンブランとタルトが好きなので、モンブランがおいしいというのは非常に重要な再訪ポイントになります。このお店のモンブランはまたぜひ食べたいなあ。
あと思ったことですが、ケーキのポーションは全体的に小さめ。おしゃれポーションなので2つくらい食べられちゃうのですが、その割に高いです。同じ自由が丘にあるパリセヴェイユのほうが価格に見合うポーションのような気がします。気分に応じて使い分けるといいかもしれません。

ル・ブルギニオン/六本木

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Le Bourguignon

六本木ヒルズから程近い場所に店を構えるミシュラン1つ星のフレンチレストラン。

シェフは菊地美升(きくちよしなる)さん。フランスでの修業を経て独立。東京の一等地で15年以上お店を継続する実力は只者ではありません。

弟子には「ア・ニュ ルトゥルヴェ・ヴー」の下野シェフ、「フロリレージュ」の川手シェフなどがおり、有名シェフを多く輩出しています。絶対的な信頼感を持って入店!!

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清潔感のある内装。12時半に入店し、満席状態でした。

メニューは2500円、4500円の2種類。4500円のものをオーダー。

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アミューズ グジェール】

中には細かくされた豚の塩漬けが挟まれており、シュー生地はチーズの風味が強烈。アミューズから手加減なし。

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フランスパンは普通味。バターはたっぷり用意されて気前がいいです。

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【人参のムースとコンソメジュレ ウニ添え】
ムースはなめらかで人参の甘さやコクなどのいいところが丁寧に引き出されています。添えられたウニに負けない濃厚さです。

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友人がとった前菜。上から
【鶉のソテー ロメーヌレタスのファルシー】
ブーダンノワールのテリーヌ仕立て】

前菜から鶉を出してくれるとは!

ひとくちいただきましたが、肉質がやわらかでおいしいです。鳥ってやっぱりおいしい。

ブーダンノワールはシェフのスペシャリテで、本来は豚の肉や血を使った腸詰めの食べ物ですが、ここではテリーヌ仕立てに。

僕は豚の血は食べるほどの食材とは思っていないので、こうして友人がとってくれてひと口もらえると勉強になります。血の鉄分と肉々しさが詰まった一皿です。

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【鯛のポワレと鳥のだしのスープ】
これがもうほんとにおいしかった。皿には鯛と小松菜、スープのみのシンプルな盛り。

澄んだ鳥のだしが中華スープのようなニュアンス、それだけ強いうま味。

鯛も皮目が強気の火入れでぱりっと香ばしい反面、身はやわらかくスープとの相性がばっちり。

本日いちばんのお皿です。

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【牛ハツのロティ マスタードソース】
ハツは心臓のこと。固くならないために大きめのポーションで火入れをしているらしく、固くなった肉とは明らかに違う弾力を噛み締めたときに感じられます。うまい。

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上から
【牛頬の煮込み マデラソース】
【子羊のパイ包み アニョソース】

友人がとったお皿はどちらもクラシックな料理。伝統料理の持つうつくしさもそうですが、ポーションにもびっくり。かなりしっかりと食べ応えのある量です!

牛頬は丁寧に煮込まれて、なおかつ塩分のバランスがぴったし。煮込みって塩っ辛くなりがちですがそんなことなし。

一方のパイ包みはソースが秀逸!!アニョソースはバターベースなのかな、こってりとして重厚。

フレンチ!なソースです。

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【赤ピーマンのプリン】

シェフのスペシャリテ。赤ピーマンをプリンにしちゃうなんて柔軟な発想が僕もほしい、、

赤ピーマンらしさはほのかに感じられる程度に抑えられ、主張は強くない。おもしろい一皿でした。もちろんプリンとしておいしかった。

友人の皿はマンゴーとパッションフルーツを使ったデセール。皿と盛りの優雅さがおそろしいくらいにフォトジェニック。男三人できゃあきゃあ騒ぐ気持ち悪い絵面の完成です。

もうひとりはココナッツのブランマンジェルバーブのコンポート添えでしたが、写真を撮り忘れてしまいました、ショック、、そしてこれが3つのデセールでいちばんおいしかった、、


食後にコーヒーを飲んでごちそうさまでした。プティフールはありませんでした。



期待を持ってお店に伺うことは常ですが、その期待を越えてくるレストランはほんのすこしです。そして当店はそのほんのすこしのお店。

接客も物腰やわらか、フレンチにあるあのなぞの緊張感も当店には感じられず、来た客を全力でもてなすホスピタリティーに満ち満ちています。完璧かよ。

誰に勧めてもはずかしくないレストランです。デートに、記念日に、自分へのちょっとしたご褒美に、すべてのシーンで使えるお店です。最高です、絶対にまた行きます!!

パティスリー アステリスク/代々木上原

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アステリスク
お菓子好きなら当店を知らない人はいないといえるほどの有名店。シェフ・パティシエは和泉光一さん。

・WCM(ワールド・チョコレート・マスターズ)2005 日本代表 総合3位 アシェットデセール部門優勝
・WPTC(ワールド・ペストリー・チーム・チャンピオンシップ)2006 日本代表キャプテン 準優勝

など、受賞歴多数のすごい人。入店前から期待値大。

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ま、まばゆい、、

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焼き菓子もあるだよ。

さて、今回買いましたケーキを紹介。

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ひとつずついきましょう!

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シャンピニヨン 580円
メレンゲがほのかにレモン風味。生クリームとバナナ、バナナ味のクリームと続いて土台はチョコのクッキー生地?みたいなもの。なんだかチョコバナナを連想する組み合わせ。組み合わせのわりにあっさりめ。

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タルト・オ・セゾン 560円
上はメレンゲ?チェリー系の風味と酸味があり食べやすく、中にはカスタード、下はやわらかめのダマンド生地。カスタードのおいしさに悶絶!彼女がシュークリームをあきらめたことが悔やまれます。

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モンブランクレメ 590円
マロンクリームは栗を全面に押し出しており、栗をまんま食べているよう。中のクリームは栗の風味を邪魔しないおさえめの存在。バランスがいい。

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アーム 570円
サロン・ド・テ・スリジュ時代からある和泉シェフのスペシャリテ。WCM2005アントルメ部門で最高得点を獲得した作品らしい。配合や構成がかなり込み入っていて、チョコレートの溶ける順序まで計算されているようですが、僕にはよくわかりませんでした。ただ、チョコレートの主張はしっかりとしていて純粋においしいし好きです。

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リス 580円
チーズとベリー系のムースで構成されたケーキ。外観が非常にかわいらしい。味は見た目によらず主張が強くありませんでした。ケーキはふたりで食べていたのですが、途中から満腹状態であまり味の記憶がありませんすいません。


とても優等生な印象のケーキ屋さんです。このお店のケーキを食べて嫌いという人はほとんどいないのではないかと思います。どのケーキにも安定した気品を感じました。しかしそれゆえに冒険はあまりなく、新しい発見がほしい人には向かないかもしれません。おみやげやプレゼント、絶対に失敗したくないときにおすすめ。それだけの安定感。すばらしいお店です。

また、今回僕がいちばん魅力的だったのはタルト・オ・セゾンのカスタードクリーム。次回はシュークリームを購入してその力を存分に感じたいと思います。

ソースキュリーを食べる/代々木上原

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ラ・ファソン古賀。本日で3度目。そろそろ常連になれそう。

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きょうはランチコースの3500円を選択。

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【グリンピースの冷製スープ】

きょうで飲むのは3度目。3度飲んで毎回おいしく思えるという感動のスープです。

スープは約1ヵ月ごとに変わるらしく、つぎはコーンポタージュを予定していると古賀さんが言う。ううむ、こうなったらスープを飲むために毎月行きたくなってしまう、、

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サラダは大迫力、これとパンだけで立派なランチになりそうなくらいです。ドレッシングはシーザー。チーズと黒胡椒がしっかりと効いていてうまい。ドレッシングはあとからかけるのではなく、サラダボウルですべて合わされて盛られるため、サラダとドレッシングが絡まって常に味は均一。ムラがありません。下には大山地鶏のもも肉スモークと砂肝のコンフィが配され、クルトンの食感もアクセントに。

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【ソースキュリー】

「和牛すね肉と何種類もの野菜から抽出した、たっぷりのコラーゲンと肉の旨味、また野菜本来の旨味が豊富に含まれています。さらに手間を加え、一切の油分を取り除いているため胃もたれもありません。(公式ホームページより)」

テクスチャーはほとんどスープ。スパイスと溶け出した食材すべてのおいしさがエレガントにまとまったカレーです。そして表面には油分がほとんど浮かんでいない。微細な油分が光の加減で見える程度。暑い夏にも鍋をぐらぐら沸かしながら手間ひまかけて煮込んで油をすくいとるんだろうな、キュイジニエの苦労に脱帽。カレーにはいろいろな系統があるけれど、スープ系、具なしの系統なら間違いなく最高峰のカレーだと思います。

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デザート、コーヒーを頂いてごちそうさまでした。

「ランチの時間は話せなくてごめんなさいね。お客さんと会話するためにカウンターにしてるんだけどなかなかね、、」
と古賀シェフ。

いえいえ、こちらは古賀シェフの近くで調理を拝見したり食事ができてしあわせです。

さて、つぎはハヤシライスか、、

当店はたのしみが尽きません。ごちそうさまでした!!


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